2015年04月16日

Nikolaj Nikitin Ensemble with Miroslav Vitouš - Tales From My Diary スロヴァキアのニコライ・ニキティン・アンサンブルをミロスラフ・ヴィトウスが監修したようです。

Nikolaj Nikitinの新作をチェックしているうちにMiroslav Vitouš とのコラボ企画を発見。
コラボといっても音楽監修なのでしょうか? 演奏する姿は見つかりません。
ニコライ・ニキティンはスロヴァキアの若手サックス奏者で、今後がすごく楽しみな人です。今回のはジャズ枠を大きく超え、弦楽の美しさを楽しめる作品になっています。
ただしこの地域のフォークロアになじみが浅いと、一部聴きづらいかもしれません。
自分も試聴の後半には休憩入れました。

ニコライのCDがまだまだ流通しない日本のファンにミロスラフ・ヴィトウスの知名度をテコにして、ニコライ・ニキティンの名前も広がらないものかと思っていますが…私の希望です。
それよりも昔からミロスラフ・ヴィトウスのベースが好きなので、この企画を知ってかなりわくわくしました。実際にどんな作品になったのでしょうか…とりあえず試聴だけで判断しています。
この作品はかなりフォークロア色が強いようです。後半からはジャズファンよりワールドミュージックの歌ものが好きな方にお薦めかもです。
音源の有料配信はこれからかな? ヴィトウスで検索すると、配信サイトが海外にありました。
とりあえずサウンドクラウドで聴いていますが、録音はかなりいいみたいですね。試聴がダイジェスト版だとすると全体はめちゃくちゃ長いものになりそう。
下のリンク先のニコライ・ニキティン・アンサンブルについての記事で試聴しました。
http://www.jazz.sk/discs/polajka-nikolaj-nikitin-ensemble-with-miroslav-vitous-tales-from-my-diary


下の動画は、ニコライさんとプロデューサーがスロヴァキア語で延々解説しているので、全くよく分からないのですが、ミロスラフ・ヴィトウスが楽譜の前にいて監修してる様子が分かります↓


実際のライヴの様子を伝える動画。キーボードの音が小さめですが、雰囲気はよく分かります。


このライヴにはミロスラフ・ヴィトウスの姿はないみたいです、たぶん。

どこかに英文の説明はないかと捜索しています。
あったらお知らせください!

ニコライ・ニキティンのCDでアマゾンでも配信1500円で買えるのは、現在Personal Suiteだけです。
下の動画で聴いてみてください。スロヴァキア語の説明の後、タイトなジャズ演奏が始まります。特にベテランピアニストのガブリエル・ヨナーシュがかっこいい!
しかし、スロヴァキア語の説明多すぎますね(笑)



ついでにニコライ・ニキティンのカルテット、別のアルバムの音源を貼っておきます。
CDを聴いて、これはこれは、マイルスやがな!と思わず言ってしまったことは内緒です。


このカルテット、日本でも人気が出ますように! と願っています。



ラベル:Nikolaj Nikitin
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2013年09月03日

今年頂いた東欧のCDについて

スロヴァキアのパヴェルさんとのやりとりは、年末ごろに5〜10枚ぐらいのCDをお互いに送り合うという形です。
私が筆無精なので(メール無精ですね)、せっかくの関係を大事にできていません。

毎回さっぱりわからないミュージシャンのCDが送られてくる…という状況は変わり、Pavelさんが応援していたり、ライヴ企画で関わったりするミュージシャンの常連さんが誰か分かってきました。
CDを貰ってから動画投稿サイトに行ってその情報を調べ、英語の説明を探して読むと言うのをよくやっています。
しかし、その情報をもう一度メールで送ればいいのですが、なかなかそこまで進みません。
できればもっと情報を具体化したいんですが、片手間でやっているとなかなかです。(以上で言い訳と愚痴は終了)

次のエリック・ローゼンシュタインさんというバリトンサックス奏者の動画には英語での紹介文がありました。
10年前はこういう情報が何もなかったのですが、だんだん情報が増えてきて有難いです。



さて、もう一つは今年頂いたCDから、クレズマーっぽい曲です。ツイッターで2回リンク貼ったPVです。



彼のバンドに在籍しているメンバーのソロ活動も面白いので、よかったら検索してみてください。
とりあえず今日はこれだけ紹介します。
一工夫しようと思うとまた時間かかってしまうので、今日はこれにて終了(苦笑)






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2011年02月28日

スロヴァキアのblue sundownというバンドはブリティッシュ・フォーク風というか、ブリットポップ風というか。

久々の更新です。
ツイッターに休暇届みたいなのを書き込んだ後、日々の雑事を片付けるはずが、雑念から逃れられず、またぼんやりしてしまいました。

パソコン買い換えるぞと言ってからたぶん1年は経っているでしょう。いろんなページの読み込みが遅く、本当に限界が来たなあという感じがします。ニコ動は動かず、マイスペースの読み込みは日が暮れるほど時間がかかります。

さて、東欧音楽紹介の続きです。
今回の blue sundown はジャズ要素ほとんどなく、CDを通して聴いた後、このバンドならフジロックで演奏して十分拍手喝采となることだろうと思いました。
しかし当然ながら日本での知名度はゼロでしょう。

これもPavel M.さんからの直送品。しかし、今回は、英文の紹介がけっこう見つかりましたから、そこそこ世界では流通しているのかもしれません。



美しいギターの音が響き、透明感があって、素朴で、この曲は雪原の足跡ををぼんやり眺めているときのBGMにぴったりかもしれません。
私はそれほどブリティッシュ・ロックもブリット・ポップも聴かないほうで(周囲に達人がたくさんいますので)、これをブリティッシュ風と断言してよいか分かりませんが、フォーク要素強めではなく、現在普通に世界に流通するメジャーな音楽の一角にあっても不思議はないと思います。

しかし、彼らが世界ツアーを行ったという話も見当たりませんし、リスナーは東欧とロシア周辺にしかいないのかもしれません。

こんなCDをタダでもらっているから、自分には熱心に新しい音楽を聴こうという姿勢が足りなくなるのかもしれません。自分にはこのバンドがグラミー賞ノミネート並、かどうかは分かりませんが、かなりの実力派に思えます。しかし残念ながらこれについて語り合う友は日本語圏にはいません。自分もスロヴァキアのパヴェルさんが送ってくれなければ彼らのことを検索することもなかったでしょう。

ただ、難点を言うなら、ロシアのFarlandersほど、癖になる魅力は足りないということがあります。せっかく東欧出身なんだから、coldplayのような英国産バンドと似た作風にならないよう、工夫したほうがよいのではないかと思います。
正直言って、この筋のバンドは現在相当競争厳しいように思いますので、世界レベルで売れるのは大変なことでしょう。

blue sundownの"dreamlovers"は2000年ごろの作品のようです。下の動画のほうが新しい作品なのだろうと思いますが、まだ詳しくは分かりませんので、説明は保留します。
とりあえず聴いてみて頂ければ嬉しいです。


posted by ring-rie at 18:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

Tariska & Krajnak など― 新春に聴いた東欧のジャズ、ロック

明けましておめでとうございます。

新年はあっという間に4日目になってしまいました。毎年年末になるとお花のセールで気が重いのですが、昨年は例年以上の寒さに参ってしまいました。今日は明らかに体調が思わしくなく、家族とラーメンを食べに行くのもやめて家にいました。それでも、熱も出していないし、寝込んでもいませんから、またすぐに普通の生活に戻れそうです。遊びに来た息子たちも関東に帰りました。年末のお花のセールも特に問題なく無事終了したので、やれやれというところです。

年末にスロヴァキアからいろんなCDがまた届きました。
Pavelさんにお願いしていたJiri Stivin(フルート奏者)の「Alchymia Music」は十数年前の彼のアルバムの続編のような作品。これもターリヒ弦楽四重奏団(talich string quartet)とプラハ・ヴォーカル・カルテットが加わった重厚な作品でした。

このアルバムは以前ザビエル・レコード売っていたのですが、現在在庫切れだそうです。でも試聴はできるようです→http://www.x-rec.com/SHOP/SPE-296.html

また、Radovan Tariska&Ondrej Krajnak「Elements」サックスとピアノのデュオ・アルバムもしみじみとしたいい作品でした。
Pavelさんは彼らのコンサートを何回か企画したようです。
映像は薄暗くて不鮮明ですが、演奏はよく録音できていました。↓



こちらはカルテットです。最後が切れていますが、なかなかパワフルな演奏。ブルーノートがスロヴァキアにもあるのはびっくりでした。
これ以外にも彼らの演奏はいろいろ見つかります。彼らの演奏についてPavelさんは、ライヴのほうがCDよりもアヴァンギャルドな即興の比率が高いと書いていました。




さらに、ときどきエリック・クラプトンそっくりな演奏になる、ギタリストBenkő Zsoltの加わるPetra Börnerová band のライヴ盤も面白かったです。
こちらのリトル・ウィングはそっくり芸披露ではありませんが、全体的になかなか味わい深い演奏になっています。



同じくこのバンドの演奏で、スロヴァキアのブルースがこんなレベルなのかと驚く1曲↓


他にもいろいろあるのですが、とりあえず3枚だけ紹介しておきます。
スロヴァキア語の氏名の表記がばらばらになっていることをお詫びしておきます。
チェコ語とスロヴァキア語はどう違うのかよく分かりません。私はPavel M.さんと知り合いになって初めてチェコスロヴァキアが二つに分かれたことを知りました。一緒の国だったほうが便利なことも多かったようです。
Pavel M.さんはハンガリー寄りの町(Sahy)にお住まいで、よくブダペストに買い物に行くと行っていましたし、息子さんの一人がブダペストで勉強中のようです。隣の国のポーランドのミュージシャンとも交流があり、よく彼の企画のライヴに招いています。
過去の歴史ではいろんなことがあったと思うのですが、文化面での交流は自然に行われているようですね。
Jiri Stivinの読み方について
posted by ring-rie at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

スロヴァキアの友人にもらったOskar Rozsa (bass)のCD

スロヴァキアの友人(会ったことはないけど)Pavelさんには息子が4人いて、その2番目か3番目かは忘れましたが、サッカーに夢中だと言っていたので、きっと彼も家族でテレビの前で応援していたのだろうなあ思います。せっかくスロヴァキアがワールドカップに出られたのに、パラグアイ相手に押されっぱなしだったのは残念でした。

Pavelさんは木住野佳子などの日本の女性ジャズ・ミュージシャンがかなり好きなのですが、自分はどちらかといえばメロディアスで柔らかな感じのジャズをそれほど聴かないので、それほど趣味が合うわけでもないようです。しかし自主コンサートを開くのが趣味である彼の周りにはスロヴァキアのミュージシャンが多く、フォーク、ポップス、スタンダード中心のジャズからアヴァンギャルドな作品まで、いろいろなCDを送ってもらっています。

そういう流れで知ったのがOskar Rozsaというベーシストです。この人はセッション・ミュージシャンやプロデューサーなど、スロヴァキアの音楽界で活躍する人のようです。
1、2年前にドラムのMartin ValihoraとのCDが出ていたのは、今日まで知りませんでした。
ヴァリホラは上原ひろみとの共演が多いので日本ではかなり知名度高いと思うのですが、彼が母国で演奏するミュージシャンはまだまだ知られていない上に、カタカナ表記が分からない人ばかりです。
この「Universal Cure」は国内では品切れが多いようですが、多分母国にはかなり在庫があるのではないかと思っています。これは私の想像にすぎませんが、Pavelさんの話では、スロヴァキアでもこの手の音楽はそれほどファンが多いわけではなさそうですので。(あくまでもこれは未確認情報です)。

「Universal Cure」はギター、ベース、ドラムのトリオです。自分はまだ入手していません↓




自分がけっこう気に入っているのは、即興演奏をかなり長時間やっている彼の「Sextet」です。2003年に出た、トータル65分のうち、5曲目が33分半もあるという、何とも自由な構成な作品です。緊張感ある演奏ですが、全般にとんがったジャズというより、ミュージシャン同士が気持ちを通わせあう姿が思い浮かぶような音楽だと思います。漂うような茫漠とした音楽が静かに盛り上がる長いラスト曲は、この筋の音楽が好きな人にはたまらないと思うけど、自分の周囲のだれにこれを薦めていいのかは、正直全く分かりません(苦笑)

動画は2曲目です。しかし、最初20秒ほとんど音が出ないと不安になりますよね。その上、唖然とするほどの再生回数の少なさにどん引きされそうですが、、けっこうカッコいい曲だと思います。↓



こちらのドラムは、ヴァリホラではなく、Pavelさんと親しいMarcel Buntajです。(マルチェル・ブンタイと読むと思うのだけど…分かりません)彼もセッション・ミュージシャンとしての仕事と、自分のやりたい音楽を両立させているようです。

スロヴァキアとその周辺の諸国には優秀なミュージシャンが多いのですが、まだまだ日本に入る情報が少ないのが残念です。
そういう自分も、Pavelさんと知り合う前は、スロヴァキアとチェコが別の国になっていたことも知らなかったんですけれど…少し知るようになると、この周辺の音楽文化の豊かさに圧倒されるようになりました。
ラベル:Oskar Rozsa
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2010年04月30日

ハンガリーのKLBトリオはオルガントリオ風だったり、奇妙なテクノ風だったり。

フジロック情報を集めないといけないのですが、検索するもの疲れるので、休憩…というほど調べてないのですが、トム・ヨークだ、フリーだ、ヒカシューだと追加情報が入ると、こりゃもう追いかけきれないと思い始めました。リサーチも長期戦です。リサーチの中間報告などはまたぼちぼちやろうと思います。

本日聴いていたのは、ハンガリーのKLBトリオの「Just Like Jazz」。例によってスロヴァキア直送のもらい物です。ライブレコーディングの会場となったのが主にスロヴァキアの首都のブラティスラヴァ。

内容については、タイトルに騙されてはいけません。どういうつもりでこのタイトルにしたのかは謎です。1曲めはオルガントリオ風でファンキーなフュージョン、2曲めがピンク・フロイドのカヴァーで"Money"、3曲目は明るくないテクノ風。けっこう爽やかな曲もあります。長くのんびりした曲もあれば、スピーディーでハードな曲もあります。

三人とも尋常ではない演奏テクニックを駆使して、伸び伸び音楽を楽しんでいる感じがします。"Money"のイントロ部分のドラムの複雑さに観客が大いに盛り上がっているようでした。
ギターはアル・ディメオラ風なのも、ヘビメタ風も、フュージョン風も何でも弾く人みたいです。音はウネウネしていたり、あっさりしていたり、ハードだったりと変化に富んでいます。

そして、おそらくこのバンドのカラーを一番濃くしているのが、シンセやベースを担当するカルテネカー氏(読み方は知らないのですが)のようです。これでもかとばかりに繰り出す豊富なヴァリエーションでライヴ会場を盛り上げています。売れ筋かどうかは何とも言えませんが、ややマニアックなもの(何の説明にもなってないけど)が好きな方におすすめ。

マイスペースで4曲が聴けます↓
http://www.myspace.com/klbtrio

Zsolt KALTENECKER - Synth, Synth Bass, Samples / Peta LUKÁCS - Guitar / Gergo BORLAI - Drums



↑"Money"は歌なし、演奏のみです。いろいろな事情でMyspaceには載せられないのかも。これに続くギターソロはこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=0Rj23x6hM_g&feature=related
ラベル:klb trio hungary
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2010年03月10日

ハンガリーのギタリスト、Laszlo Attila

スロヴァキアのPさんから送られてくる東欧のCDは聴いてみるまで中身が分からないものばかりです。
soulandjazzcharlie.jpgその中に、「Soul & Jazz/Charlie」というワーナー・ミュージック・ハンガリーから出ているアルバム(残念ながらネット上にままだ見つからず)を聴いたら、男性ヴォーカリストとバックバンドの歌と演奏にノックアウトでした。ノックアウトという言い方はあまり好きではないのですが、とにかく、あまりのかっこよさに脱帽。ハンガリーのミュージシャンのオリジナル曲に加えて、ポップス、ロック、ソウル、ジャズのカバーアルバムで、Led Zeppelinの「リビング・ラビング・メイド、ホウル・ロッタ・ラブ」までカバーしちゃっています。締めが「ア・ソング・フォー・ユー」。

そのアルバムで、かつての人気グループ、スタッフのギターを髣髴とさせる演奏をしているギタリストが、ハンガリーのギタリスト、Laszlo Attilaです。アッチラという日本語読みをすると、何かしら悪者っぽい印象がありますが、ハンガリーにはよくあるお名前です。
Attila Laszlo の表記のほうが検索にはよいのかも。東欧では、日本人と同じように苗字を先に書くことが多いです。なので、両方の表記がネット上に出てきます。いろいろ調べてみると、アッティラ・ラースローと読むらしいです。

彼のカルテットのCDも出ています。下記の動画での演奏はコテコテ・ソウルジャズ風ではありませんが、フュージョンがとても新鮮に聴こえて、スーパーのBGM的に聴こえることがなかった時代を思い出す演奏です。ハンガリーにはこういうミュージシャンがいっぱいいるらしいです。
ヴォイス・パーカッションとスキャットも素晴らしいです。見た目は、まあ、おじさんバンドなんですけど↓



女性ヴォーカル、男性ヴォーカル、ギターというシンプルな構成で、ここまでできるのかというパフォーマンス。どなたかグラミー賞上げて下さい(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=706fg9sBccc&feature=related

CD情報もあれば追加します。アッチラのカルテットの演奏はマイスペース・コムでも聴けます。
ラベル:Laszlo Attila
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2010年02月27日

The Fonda/Stevens GroupのCD―ポーランドのNOT TWOレーベル

スロヴァキアの友人のPavel M.さんにやっと日本産のジャズその他のCDを送りました。長いこと待たせてしまいました。
彼は1月にまたどっさりと東欧方面のジャズを中心にいろんなCDを送ってくれたのですが、聴くチャンスを逃していました。その中のポーランドのNOTTWOレーベルのジャズCDがなかなか素晴らしかったです。NOTTWO はNot Twoと書くほうが正しいのかもしれません。日本ではおそらくシンプル・アコースティック・トリオのレーベルとして知られているのではないかと思います。PavelさんがすでにここのCDをいろいろ送ってくれたので、レーベル名は覚えました。

Not Twoのオフィシャルサイトを調べてみると、藤井郷子がここからCDを出していました。他にはアンソニー・ブラクストンなど、自分が知っている名前から想像できるのはアヴァンギャルド系の作品ばかりです。(このレーベルは、もちろんそんな傾向の音楽ばかりではなく、フュージョン系作品など、いろいろなCDを出しています)

このFonda/Stevens Groupは部分的にはかなりフリー要素の強いトリオですが、ピアノの演奏にはリリシズムが溢れ、前衛色を嫌って聴かないというのは損をすると思います。ベーシストのJoe Fondaがブラクストンの弟子だという説明をどこかで読み、なるほどなあとは思いましたが、謎のうめき声みたいな演奏を延々やっているわけではありません(延々というのがどれぐらいの長さと訊かれたら、ちょっと困りますけど)。自分はスピリチュアル・ジャズ風というのがどういうものかはっきりと分かりませんが、たぶんこのアルバムがそうなのだろうと思います。1曲目で思い出すのはダラー・ブランドのピアノ・トリオでの演奏です。難解という言葉で片付ければ、その美しさに出会うことはできません。2曲目で不思議な声が混じり、ドラムも不思議な濁音を立てていますが、ピアノの凛と張りつめた音にリードされ、徐々にメロディアスな世界につながります。

The Fonda/Stevens Group-TRIO

ディスクユニオンでも扱っているようです。
Michael Jefry Stevens(piano),Joe Fonda(bass),Harvey Sorgen(ds)
NOTTWOのオフィシャルサイトで一部の曲の視聴ができます。↓

http://www.nottwo.com/PelnaPlyta.php?Id=317&W=0

動画も探していましたが、CDで聴けるレベルの音源がありませんでした。
ドラムのBalazs Bagyi(Bagyi Balazsとも表記します)の参加する Eastern Boudary Quartetのほうが録音がよかったです。
Balazs BagyiのCDはだいぶ前から聴いていますが、「Hungarian Music」というタイトルどおりに東欧のフォーク色濃厚なアルバムでした。ここでは彼のオリジナル曲"Porgetos"が演奏され、自分は詳しいこと分かりませんので、ジプシー音楽風としか説明できません。よろしければ聴いてみてください。上記のフリージャズ的な要素の強いピアノ・トリオとはかなり趣が異なります。



この動画をアップしている方はJoe FondaとMichael Jefry Stevensのファンというより広報担当という感じがします。彼のお蔭でこの二人が米国人と分かりました。
アクセス数を見て分かるように、ライヴなどで聴いている人の総数はあまり多くないと思いますが、これだけ良質な音楽に接することができる人は羨ましいです。 

いろいろ調べてみたのですが、Eastern Boudary Quartetのアルバム、「Eastern Boundary」はjoe Fondaのオンラインショップでしか買えないようです。↓(セルフリリースとありますので)
http://www.joefonda.digitalspace.net/cd-ebqcd01.html
posted by ring-rie at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

ハンガリーの音楽など

えっと、まずは愚痴から。全くムダな情報なのでフォントを小さくしてみたのですが、アップしてみると小さい文字になりませんでしたわ↓
マンションの理事会をやっていると、自分の言葉が理解されない住民とのやりとりが多くなります。まあ、自分は一部の人には嫌われているんだろうと思いますが、特に仲良くしたい方々ではないので、あまり気にすることはないでしょう。
なんて、こういう不機嫌な口調になってしまうのは、やはりストレスがたまっているからでしょうね。
自分と考え方の合わない人らが近所に住んでいたって、ふだんは問題ないのですが、マンションの理事になると、そういう人と話をしなくてはならない。本当にめんどうです。特に、年配の方(特に女性)に多いのですが、どうして自分より若い相手からは、一目置かれて当たり前だと思ってしまうんでしょう。何で当たり前に上目線なわけ? あれこそ老化だよぉ〜などなどと文句は尽きませんが、詳細について書くのはやめます。忘れることですわ、悩んでも手当ては出ないんだし(苦笑)


さて、音楽の話です。スロヴァキアのPavelさんにメールの返事をしようと思って数ヶ月経ってしまいました。
頂いたCDをある程度聴いてから返事を書こうと思ったら、どんどん連絡が遅れてしまって…まだ書いていません。Pavelさんから頂いたCDにはハンガリーの伝統的な音楽をベースにした音楽、タンゴなどもあり、自分にはまだまだ馴染みのないものも多いので、なかなか感想がかけずにいます。

bagyi balaz.jpgその中にBagyiBalazsというドラマーの「ハンガリアン・ミュージック」というCDがありました。これは、日本で梅津和時や渋さ知らズがやっている音楽の一部にすごく近いものでした。彼らはこのあたりを深く学んでるらしいと思いましたが、渋さを聴いても感じるように、最初に自分が触れた、この手の音楽にすごく近い音楽が、チンドン屋さんの音楽なんですよ。もちろんそれだけじゃないのだけどね。一部、すごく近い。そして、所々、妙に日本的。情念的。軽くはないです。



salle gaveau2.jpgそして、最近、林正樹さんのピアノをライブで聴いたときに、彼が参加するサル・ガヴォのCD第2弾を買ったのですが、これがまた東欧音楽にかなり近いものでした。第1弾も好き放題だと思ったけど、これはそれ以上にパワフル(笑)よく分りませんが、このグループのメンバーはバルトークも好きなんだろうかと思いました。自分が詳しくないクラシックの作曲家の名前を出しても説明になりませんが、サル・ガヴォは闇鍋よろしく、何が出てくるか分らないグループです。「変態プログレ系タンゴ」でしたっけ? 今回のアルバムについても、アコーディオンの佐藤さんの説明が的を得ていると思いました。

BagyiBalazsとサル・ガヴォのCDジャケ、追加しました(10月2日)

この二つのバンドはそれほど近い感じはしません。ただ、ルーツが所々重なる気がします。日本で大受けする感じは全くありませんが、自分は応援したいです。

動画をいろいろ探しましたが、Bagyi Balazsが出ているのはジャズ演奏だったのでやめました。
ハンガリーつながりで出てきた動画の中に、ハンガリーでは著名なヴォーカリスト、Gabor Winandの歌がいろいろありました。彼はPavelさんプロデュースのコンサートに2回ぐらい出演し、彼の録音によるオリジナルCDを一枚もらってコピーをお友だちに配ったことがあります。スキャットの名手といっていいのでしょうが、ソウル系とは違った味わいがあります。かなり地味で、激渋路線ですが、よろしければ聴いて下さい。
ピアノがまた凄いです。キューバのピアニストといえばゴンサロ・ルバルカバとルベーン・ゴンザレスしか知りませんが、このラモン・ヴァレ(ヴァルかな? 分りません)も素晴らしいピアニストですね。
だいぶ後のほうですが、息をのむようなソロを聴かせてくれます。



Gábor Winand-voice
Ramon Valle-piano

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2008年09月14日

ポーランドのピアニスト、Leszek Mozdzer

メールをチェックしていたら、澤野工房のCDの宣伝があり、久々にユーロジャズでも聴いてみようかとHMVのサイトを見に行き、そういえばジョバンニ・ミラバッシってどんなピアノ弾くのだろう、などと検索であれこれ調べているうちに、けっきょく澤野工房とは関係ないのポーランドのピアニストの演奏を聴いて気に入ってしまいました。一緒にベースを弾いているラーシュ・ダニエルソンは北欧の人で、ピアニストのラーシュ・ヤンソンのCDで名前を覚えていました。
日本ではどちらの知名度が高いのか? 全く分りませんが、ラーシュ・ダニエルソンさんのような気がします。というのは、このポーランドのピアニストの苗字の読み方について調べても、さっぱり分らないからです。

poland pianist lm.jpgただし、Leszek Mozdzerさんはポーランドではすごく人気があるらしく、動画再生回数はこの手の音楽の中ではかなりの数字です。
(コメントもポーランド語らしくさっぱり分りません。)
なのに、日本では、名前の読み方さえ分らない!
ディスク・ユニオンその他いろいろCD紹介は調べたのですけど…気長に答を待ちましょう。

(青森のjacintoさん、ご無沙汰ですが、ご近所の方にポーランド語に詳しい方がいたのでは? ご覧になっていたら教えてくださいませ)

いつものことですが、パソコンの検索ではCD購入につなげる情報ばかり見つかり、なかなか知りたいことが分りませんね。
スロヴァキアの友人にもこのピアニストのことを訊いてみようと思いました。

さて、ユーロジャズっていう一くくりでヨーロッパのジャズ全域のジャズを語るのは本来不可能ですが、ヨーロッパ産のジャズに対して、スイング感に欠け、頭でっかちの音楽で、ところどころメロディアス、という悪い印象はないでしょうか? というか、この説明は、自分のかつてのヨーロッパのジャズへの偏った見方を書いたものです。昔は、どうも納得できないと感じていました。ECMレーベルのジャズが日本に紹介されたとき、ECMの一部の作品にはぞっこんでしたが、一部については「面白くない」と切り捨ててしまいました。要するに、自分には合わないということでしょう。

以前ニルス・ペッター・モルヴァルの紹介を書きましたが、彼の作品には面白さと退屈さが混在していて、自分はその面白さに強く惹かれるから聴こうと思うのです。それにいい音楽というのはある程度退屈なものであることも多いのです…。

しかし、こういうことを書いていると本題に進まないので、自分のヨーロッパのジャズへのもやもやした気持ちはいったん忘れて、ビシッとキレのよい演奏を紹介しましょう。
演奏が始まって数秒でビシバシと小気味よい音が決まり、独特の緊張感があります。ラーシュ・ダニエルソンの絶品ベースも(なんか、やたら軽い言い方でご本人に申し訳ない)、十分のに堪能できる演奏です。ただしLeszek Mozdzerさん着用のサングラスの趣味については意見が分かれるでしょうね。



lars danielsson trio: pasodoble
leszek możdżer(p) lars danielsson (b) xavier desandre navarre (perc)

あと、ニルヴァーナの名曲のカバーをモディリアニの絵と合わせた動画も面白かったです。このしっとりした繊細な音づかいは、いかにもユーロジャズらしいと言えるのかもしれません。



Leszek Mozdzerは1971年グダンスク生まれだそうです。
自分はこの地名を聞いて思い出すのはアンジェイ・ワイダの映画。
ポーランドと聞いただけで「戦場のピアニスト」を思い出す人もいるでしょうね。ここはピアニストの宝庫のような場所なのでしょう。

彼の英文ディスコグラフィーとバイオグラフィーはここにありました。かなり長いです。これからちゃんと見ようと思っています。
http://www.jazzimagazine.com/archive/2005/2005_05.php
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2007年10月27日

Iva Bittova/チェコのヴォーカル&ヴァイオリン

前に一度紹介したIva Bittovaの動画です。

その時にはまだ彼女のCD「White Inferno」が届いていませんでした。○マゾンUSでは結局キャンセルとなり、チェコのCD発売元(インディーズ)のサイトから買いました。正直言って、あまりよく知らないネット通販にお金を払うのは心配がありましたが、たいして待つこともなくCDが入手できて、ほっとしました。しかし結局後で日本の○MVでも買えるのを発見しました(笑)

CD2枚、80分近くを聴いてみると、けっこう重い感じがありました。地面の底から響くような歌い方もあれば、さえずる小鳥のように軽々と歌うこともありました。ヨーロッパのソウル系と言ったらおかしいけど(R&Bとは関係ないけど)、ソウルフルです。元ちとせも時々こういう感じになるから、ときに民謡はソウルフルなものなのかも。言葉はさっぱり分らないし、こういう音楽が日本でどういう評価をされるのか分りませんが、ところどころケイト・ブッシュに似た声の彼女の歌がツボだという人もけっこういるかもしれません。チェコの代表的歌手であり、父もジプシー・ミュージシャンのようです。
2分後ぐらいのコーラスが素晴らしいです。

ラベル:Iva Bittova
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2007年04月25日

東欧のフォークロア・Iva Bittova

120-p_s.jpgPavelさんよりスロヴァキアから送ってもらったCDに、Indiesというレーベルのサンプル盤があり、これで聴いた下の2曲目が気に入ってしまい、米国アマゾンで注文しました。
彼女の新譜はザビエル・レコードで扱ってましたが、とりあえずこっちを聴いてみたかったので。

Iva Bittova and Vladimir Vaclavek
Bile Inferno /White Inferno

イヴァ・ビトヴァと読むのでしょうか?
おおまかに言えば、やや声の低いケイト・ブッシュが民謡を歌っている感じかもしれません。(私は女性ヴォーカルあまり聴かないので、この程度しか説明できません)
男性ヴォーカル曲も入っています。アコースティック・ギターのうまさも圧倒的。

http://www.indies.eu/us/alba/120/bile-inferno-white-inferno/?idn=1

こちらのサイトのvideo klipのところで、私がすっかり気に入ってしまった2曲目が聴けます。子どものヴォーカルでちょっとブルガリアン・ボイスを思い出しましたが、それよりはストレートな声です。6分ありますが、何度でも聴きたくなる不思議な魅力があります。

試聴のほうは、全部聴く場合、play allのボタンから試聴画面に入りますが、
ん? 故障かこれは? と思い始めた頃に読み込みが完了するようですので、気長にいじってみてください。
CDジャケが写ってから、プレイボタンをクリックするようです。

こちらのサイトには、何度も紹介しているPeter Lipaさんのビートルズ・カバーCDも紹介されています。
よろしければご覧ください。

http://www.indies.eu/us/alba/133/beatles-in-blue-s/?idn=1

これもなかなかいいアルバムですが、個人的には彼のグループのライブ盤が気に入ってます。
「I saw Her Standing There」はあんまりベスト盤やカバーで出てこないロックンロール曲ですんで、私はこれがお気に入りです。こちらでは完全にブルースになってますね。

先日紹介したAndrej Sebanの初期の作品がザビエル・レコードにあったので、確認してまた紹介します。
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2007年04月21日

スロヴァキアのギタリスト、Andrej Seban (前回の続き)

昨日紹介したAndrej Sebanの動画がありました。
興味のある方はどうぞ。

これを見る限り、ジェフ・ベックには全く似てないですね(汗)
しかし、第一印象がそうだったので、そう書きました。

ソロライブのようです。↓



上と同ステージのようです。こちらは爽やかな感じ。2分ぐらいです。↓
http://www.youtube.com/watch?v=cFyfPfKsGnU

あと、芸人のようにギターでいろんな音を出して聴衆をわかせているSeban氏。これは長すぎて、最後まで見ていません。

http://www.youtube.com/watch?v=RO884TVeSFM

どうも紹介したCDのメンバーでのライブ映像はないようです。
彼は分類としてはプログレ系のようですね。

この検索のついでに見つかったヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターなど見ていたら、ついつい時間を忘れてしまいました。
posted by ring-rie at 07:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

東欧のジェフ・ベック? Andrej Seban

sebanrozsabuntaj.jpg以前断愚流通信とここのblogでスロヴァキアのヴォーカリスト、Peter Lipaの紹介をしましたが、彼のお友だちPavelさんが、このPeter Lipaさん人脈のミュージシャンのCDもいろいろ送ってくれました。
あまりに大量に頂いたので、Peter Lipaさん人脈にどういう人たちがいるのか把握できないままに聴いていました。
そのPeterさんの現バック・グループでドラムを叩いているMarcel Buntajと過去のバックをつとめたギタリストのAndrej Sebanが参加しているロック系のグループがあります。ベーシストのOskar Rozsaを加え、3人の名前を並べた、seban,rozsa,buntajというバンドで、2005年のライブ写真というのがネット上にあったので、現在も活動中と思われます。
(3人の名前はスロヴァキア語の表記通りの名前ではありません。正しい綴りにはsやoの上に記号があります。)

どちらかといえば、アヴァンギャルド志向のロック系ジャズ・グループと分類できるかもしれません。しかし、土地柄なのか、どうも能天気な感じもあるのです。彼らの2枚組は、いきなりブルースをやってみたり、ピアノソロを入れてみたり、遊び心満載というか、好き放題というか、自分たちのやりたい音楽をやりたいようにやっているようです。コンピュータ・プログラミングを取り入れた数曲もあり、とにかくいろいろ実験要素も多いアルバムです。
この1999年作品の「Milion Bohov」(どう読むのでしょうね、とりあえずローマ字読みしています)は、中古盤なら入手可能のようです。1枚目がスタジオ録音で、上記の通りいろんな曲が入っていますが、特にタイトル曲の'Milion Bohov'が気に入っています。2枚目はライブ録音です。若干各曲が長すぎる感はありますが、ライブゆえに伸びたのでしょうね。こちらを聴いたほうが彼らの作風がよく見えてきます。

Andrej Sebanのギターは、最初聴いたとき、Jeff Beckに似ていると思いました。ただ、グループの作風はずいぶん違っています。スリー・ピースのロック・グループがよく出すようなガンガンぶっ飛ばす演奏はありません。北欧ものによくある茫漠とした世界とまではいかないですが、ややそれに近いところがあります。とんがっているようで、とんがっていない音です。攻撃性を感じません。3人のテクニックは凄いですが、バカテク大会の印象はありません。悪く言えば地味ともいえます。もう少し狙いを絞ったインパクトがほしい気もしますが、おそらくこれが彼らの持ち味でしょう。
ところどころ、Nils Petter Morvaelのアルバムを思い出しましたが、私はもともとDJ誰々の作る類の音楽には詳しくないので、うまくは説明できません。ただ、ごく自然に、現代にしかない音楽に行きついている感じがあります。ベーシストのOskar Rozsaの2003年のリーダー作では、さらにアヴァンギャルド風味が強まっています。

その後、ジェフ・ベックの1999年作品「Who Else!」を聴きましたが、傾向がまったく違うなあと思いました。詳細は書きませんが、こちらはビシッと競争社会に対応した感じの作品です。ただ、ギターの音はところどころ似ていると思いました。
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2006年11月20日

ハンガリーのエスノ・ジャズ Tin Tin Quintet

KAR_157tin-tin5.jpgスロヴァキアのPavelさんの送ってくれたCDの中には面白いものがいろいろあります。
断愚流通信のほうで紹介したハンガリーのBosamboのギタリストGábor Juhászが在籍していたTin Tin Quartetは現在Tin Tin Quintetとなり、Gábor Juhászに替わってDaniel Kardosがギターを担当しています。リーダーは管楽器担当のAndras Monoriのようです。

日本語での情報が得られるのはザビエル・レコードのCD紹介ぐらいなのですが、CDを聴くとその完成度の高い演奏に圧倒されます。東欧やアジアの様々な楽器を使いながらジャズの要素を取り入れた、現代フォークロアだろうと思います。

ヨーロッパ古謡を取り入れたプログレを聴く人や、民族音楽と接近したジャズを聴く方におすすめだと思い、興味を持ってくれそうな友人に聴いてもらったのが2004年リリースの「five-in-hand」です。
彼らのサイトで試聴ができます。↓
http://www.tintin.hu/discography.html

英文になりますが紹介記事はこちら↓
http://info.bmc.hu/site/muvesz/found_page.php?table=KAR&id=157

日本のファンもどこかにいるはずなんですが、まだ出会ったことはありません(笑)
地道に情宣しようと思っています。


posted by ring-rie at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

スロヴァキアからのお便り

pavel&peter2006.jpgPavel MakovínyiさんはスロヴァキアのSahy在住で、地元やその周辺でのコンサートを企画して、現在自分のCDショップを準備中だそうです。
彼が私のCD紹介を読んでから知り合いになり、断愚流通信に彼のライヴ録音した音源をサイトアップするようになりました。以前紹介した歌手のPeter LipaさんとSlovakiaのBratislavaで撮影したという写真が最近届きました。(左がPavelさん、右がPeter Lipaさん)

本館のB-Classyのほうの更新が遅れていましたが、Pavelさんからのお便りが来たこともあり、彼が初めて送ってくれたCDの中から、一番インパクトのあった「Zodiac」を紹介しました。分類すればジャズとプログレの両方になると思います。サックス・フルート奏者Jiri Stivinの1977年発表作品で、合唱とストリングをふんだんに取り入れた意欲作。
興味ある方はリンクからB-Classyをご覧下さい。

いろんなジャンルから少しずつ紹介してちぐはぐなサイトになってしまっていますが、なるべく早くまとまりのあるサイトにしたいです。
10月はいろんなライヴを聴いたのに紹介したのはscopeだけです。今後はもっとこまめにアップしたいと思います。
posted by ring-rie at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする