2007年06月25日

Scopeのライブ、もうすぐです。

7月1日のライブが近づいています。
寺澤さんのblogにありますように、今回はプログレッシヴ・ロックのグループをいくつか集めて、その最後にscopeの演奏があります。↓
http://scope.ameblo.jp/scope/entry-10037647985.html

会場のbrandnew(ブランニュー)は大阪西九条駅徒歩1分ほど歩いたところ。
TEL06-6466-0100  〒554-0012 大阪府大阪市此花区西九条4-1-7
しかし前回、方向オンチな私は目の前の看板を通り過ぎてどんどん違うところに行ってしまいました(恥)たぶん、こういう地図を見て行ったんですが、そのときは横のコンビニしか見えなかったのです。
↓ 
http://www.fantasiaweb.com/~amadeus/map/brandnew.jpg

scopeの今回のライブには、若手DJのDJsinさんが参加するそうです。演奏曲、曲順未定とのこと。ということは、一ヶ月前の京都造形芸術大学でのライブ時の曲以外にもいろいろあるようです。今回もscopeがトリだそうです。

cd-news.jpgさて、前のscopeのCDの「資本主義の風景」のCD評を見つけました。今までも検索で探して読んでいますが、このサイトは初めてでした。なかなか面白い紹介でした。

http://homepage3.nifty.com/ItsSoEasy/prog031026.htm

この紹介、うまく本音を書いておられるなあと思います。
CDとライブと両方聴いている自分とは、当然出発点が違うのですが、このようにCDだけ聴いている人の意見を読むのは興味深いです。(このときのメンバーは今と少し違いますが、ギター、ベース、ヴォーカルは同じです)

1か月前のライブを聴いた人は体験済みでしょうが、今度のライブを聴きに来る人、おそらくscopeの音楽のターニング・ポイントを耳にするのではないでしょうか? もちろんscopeの音楽はいつでも少しづつ変わっているのですが、前回のアルバムのからの変化が楽しみです。
タグ:scope
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2007年06月11日

酒井俊with フレンズ (6月9日)

こちらに書きましたように、6月9日(土)ポートアイランドの神戸ジーベックホールのコンサートに行ってきました。    

酒井 俊 with フレンズ jazz in 神戸
酒井俊(vo)  林栄一(as)  田中信正(p)  岡部洋一(per)

このjazz in 神戸の催しに行ったのはこれが2回目で、前回は大口純一郎トリオを聴きに来ました。
ホール入り口付近にいるのはボランティアでお手伝いをしているみなさんのようです。前と同じで、ライブハウスとまるで違う空気が流れていました。

入り口付近の席に川嶋哲郎さんライブでいつもお世話になる平石いづみさんを見つけて、いろいろとお話しました。(10月の川嶋さんライブの場所も決まったようです)

ステージ前列の右側に空席があったので、その席に座ると、なんとサックスの林栄一さんのすぐ前でした。このホールはどの席でも音は同じだと思いますが、やはり出演者に近い席は嬉しいです。

主催者と酒井俊さんを結びつけたのが、ソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」だったということです。阪神淡路大震災の被災者への鎮魂歌として作られたこの歌に酒井俊さんが出会い(その様子をアンコールで熱く語ってくれました)、彼女はこの歌を2004年の震災の日に新長田駅広場で歌い、それを聴いた主催者の泉さんは彼女をこの市民コンサートに呼ぶことに決めたそうです。
というわけで酒井さんの出演は3年前に決まっていたということになります。

とにかく、不思議な雰囲気のライブでした。エラ・フィッツジェラルドのような高速ヴォーカルもありましたが、あまりジャズらしいものは多くありませんでした。
どちらかといえば演劇に近いステージでした。彼女がするすると観客席に近づき、無伴奏で、マイクを離して、アメージング・グレースを歌い始めたとき、私は一瞬息を止めて声を追いました。マイクなしのかすかな声ですが、しっかりと耳に届く声です。こうしてリスナーの注目をひきつけて、じわじわと楽器の音が加わり、アメージング・グレース、もしくはそこから遠く離れてしまったものが演奏されるのです。この歌を境に、このグループは、私たちを異世界に招き入れてしまいました。その前からそうだったのかもしれませんが、やはりその前はウォーミングアップだったように思います。

そして、休憩があり、「よいとまけの歌」。歌うというより、別の人格が乗り移って喋り続けているようなヴォーカルを、3人の楽器が統一感を外しながら統一に向かうようなねじれた構成で盛り立てます。とにかく緊張感に満ちた音作りの中でこの重い歌が終わると、次は「アイ・シャル・ビー・リリースト」でした。自分は何かほっとしたのか、この歌を聴いている間に、不思議なぐらい涙がこぼれました。
彼女の歌には一種のセラピーのような不思議な力があります。

相等長くなってしまったので、次はアンコールについて書きます。
最初に書いた「満月の夕」でした。この歌について語る彼女の言葉に、会場が一つになりました。この地では震災という言葉の響きが違います。それをあらためて感じました。
彼女の歌も素晴らしかったし、バックの演奏も素晴らしかったですが、この不思議なステージを体験して、ただ楽しかったというのは嘘になります。何となく、重いテーマを持った長い映画を見終わったような気分になりました。

会場を出ると、田中信正さんと岡部洋一さんのCD販売とサイン会があり、それぞれのCDを買ってサインを貰いました。
田中信正さんにはFUSEのライブ盤にもサインいただきました。
酒井俊さんも言ってたけれど、田中さんは最近すごくカッコいいですよね。前からかもしれませんけど。それはとにかく、演奏はますます充実してます。
岡部さんのパーカッション、酒井さんとよく組んでお仕事されているのだろうなあと思いました。しかし演奏後のサイン会ではすごく面白い人だと思ってしまいました。CDはこれから聴きます。
林さんは、裏方に徹してたけど、やはり林栄一さんらしい演奏でした。彼のCDは何も並んでなくて、本人もロビーに出て来ませんでした。
ぜひまた関西に来てほしいと思います。
タグ:酒井俊
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2007年06月06日

6月9日の酒井俊withフレンズ

平石さんの川嶋哲郎デュオライブに行ったときに、平石さんのお友だちであり、神戸ポートアイランドのジーベック・ホールでいつも6月頃にライブを開催されている「Jazz in 神戸」実行委員会代表の泉さんのチラシを頂き、そこにある林栄一、田中信正の名前を見て、これは是非行きたいと思いました。

6月9日(土) 神戸ジーベックホール
        (ポートアイランド内)

酒井 俊 with フレンズ jazz in 神戸

酒井俊(vo) 林栄一(as)  田中信正(p)  岡部洋一(per)

開場5:00PM 開演5:30PM



でも、例によって予約はぎりぎりにしました。ちょっとポーアイは遠いんで、あまり予定が立て込むと行けません。

酒井俊さんのことは知りませんでした。かなり冒険的で実験的なヴォーカルが聴けるのではないかと期待しています。パーカッションの岡部洋一さんも初めて聴きます。

サックスの林栄一さんは、大阪では昨年の春一番のときに渋谷オケに参加しているのを聴いて、すごく気に入ってしまいました。その後横浜ジャズプロムナードに行ったときに、板橋文夫・森山威男双頭バンドでも聴きました。

田中信正さんのピアノを初めてライブで聴いたのは何年か前の京都のラグです。サックスの井上淑彦さんのグループ、FUSEでの演奏でした。あの繊細な演奏がまた聴けることを期待しています。

正直ってあまりお酒の飲めない自分は、ホールのライブが好きです。
ですので、こういうライブはありがたいです。

家族は、またライブかいな〜と嫌がってますけど(苦笑)
嫌がられて仕方なく家族の夕飯を作っていくのですけど、先に作っておくと盛り付けとドレッシング指定などのメモ書いたり、けっこうめんどうなんですよ。(連絡忘れやら手抜き料理も多数あり)

すっと出かけさせてもらえれば、神戸に行った気分もじっくり味わえるんですけどねえ。まあ、ライブに行くのは、ワガママなおかんの趣味に過ぎませんから、文句はこれぐらいで。
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2007年06月05日

scopeのライブとデジタル・ライティングシンポジウム

tsubakinoboru1.jpgtsubakinoboru3.jpg















先週金曜のデジタル・ライティングシンポジウムwith椿昇UNBOY展の補足です。

この日のライブパーフォーマンスは、デジタル・ライティングシンポジウムという「ウシオライティング株式会社と京都造形芸術大学の産学連携による」企画の最後のクラブイベントパーティーの中で行なわれました。

自分は古い時代に学生をやっていたので、現在当たり前に使われる産学連携という言葉にはどうも馴染めません。即戦力で役に立つ学問だけを重視すれば、たいていの学問はつまらない、薄っぺらなものになると思っています。
しかし、芸術活動をやっている人の中には、今のテクノロジー進化と、それがどのように自分の創作活動に役立つかについて、熱心に考え、創作の分野を広げる人たちもいます。多分今回のイベントは、そういう人たちと企業との連携を進めようとするものだったと理解しています。舞台芸術などに関心の高い人には興味深いものだったと思います。

能書きはこれぐらいにして、scopeのライブの後、クラブイベントのDJさんの音楽と学生パーフォーマンスがステージで続く中、ステージ後ろの壁に映し出された映像をずっと見ていました。
なんとなく学生のときに周囲が8ミリ映画とプログレ音楽を合わせて学園祭で発表した頃を思い出しながら、会場の端で映像を見ていました。自分は美術系の大学に行った訳ではありませんが、日々映画、絵画、音楽のことを考えて過ごしていました。この日は、映画の「ハチミツとクローバー」ではないですが、ぼんやりと美大っていいなあという気分も味わいました。写真は壁の上部に映し出された映像です。携帯で撮りました。

tsubakinoboru2.jpg


scopeにとって、こういう場所でのライブというのは、あまりチャンスがないかもです。寺澤さんのblogを見たら、学生さんでライブを聴いた人が書き込んでいました。ファンが増えてくれるのは自分のことのように嬉しいです。
この日の写真を友人がblogにアップしたので、リンクを貼っておきます→http://empty86.blog23.fc2.com/

下は私の携帯写真です。前のと変わりばえしませんが(苦笑)

scope-live-kyoto1.jpg




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2007年06月02日

scopeライブ@京都造形芸術大学

昨日は京都造形芸術大学で「第一回デジタル・ライティング・シンポジウム」という催しがあり、このシンポジウム会場で行なわれた京都造形芸術大学教授・空間演出デザイン学科長の椿昇氏のUNBOY展に楽曲を提供したscopeのライブを見に行きました。

scope1.jpg例によって出かける前に早く支度ができなくなる私は、家族の夕飯を作っている間にどんどん出発時刻が遅くなり、こんなことでいつ京都の北白川に到着できるのかと焦りましたが、造形芸術大のホールに着くと、scopeの演奏はまだ始まっておらず、開演前のウォームアップ中(?)の寺澤さん、藤中さん、工藤さんとお話ができました。(今回はヴォーカルなしの企画なので、粟井さんはいませんでした)なんとか間に合ってよかったです。しかし、デジカメ忘れてしまいました。

会場に入ると立食パーティを楽しむ人たちが凝ったデザインの演奏ステージの前にいて、最新照明機材による映像パーフォーマンスとDJの音楽パーフォーマンスが始まっていました。当然ながら美術系の学生さんたちが多く、ライブハウスとは全く違う環境です。
この日はサンプル盤CDが配られたのですが、私が来たときはもう残っていませんでした。残念! しかしこれは後日なんとか手に入りそうです。

ステージ写真にあるロボットの4本の脚のようものの上にはノートパソコンの前に座るメタリックな銀色の衣装(ミニスカ&タイツ)のプラチナブロンドの女の子がポーズを取っていたのですが、携帯電話のカメラではうまく写真に入りませんでした。

途中からイベントに参加したので、このステージのデザインのコンセプトがよく分からないのですが、ヴィジュアル面での面白さとscopeの音楽の組み合わせを楽しめるステージになりました。なかなかこれだけのセットは見られません。ロボットの脚というか柱のようなものに囲まれた形でローランドのデジタル・ドラムセット(正式名称は知らないです)を工藤さんが叩いたのですが、ちょうどこの脚に隠れてしまい、写真に撮れませんでした。
(写真は友人のT君がスタッフとして撮影していたので、また入手できるかもしれません)

scope2.jpg
全く寺澤さんのMCはなく、どんどん演奏が続きました。(セットリストは寺澤さんのブログにあります)UNBOYのUNは国連のことだそうです。例によって内容の濃い演奏でしたが、前回のライブとはまた違った方向への展開があるように思いました。3人の音の絡み方がどんどん整合していっていっそうタイトな演奏になってきたようです。音響面での音のバランスもよかったです。

しかし、どうも後方にパーティの歓声やら聴こえると、音に完全集中できなくて、その点が残念でした。ひたすら音を追う人たちの集中力の中で演奏を聴くときと、こういうイベントの中で聴くときでは、聴こえるものが多少変わってきます。でも、7月1日にまたscopeのライブがあることだし、その時にまたじっくり聴こうと思います。

ステージ前には、どうやら自分たちもバンドをやっているような若い男性数人が熱心にステージを見ながら、うまいなあと声を漏らしていました。ある意味手仕事からどんどん離れたライティングのイベントで、一番心を打つものが、プレイヤーたちの手仕事や技だとしたら、ある意味これは皮肉な結果かもしれません。

このイベントが終わり、メンバーたちと少し世間話はしたものの、あまり演奏の話はできませんでした。とにかく、7月1日には他のプログレ・バンドも集まって大阪西九条ブランニューでライブが行なわれます。このときにまたscopeの演奏をじっくり楽しみたいと思っています。
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2007年05月08日

宮下博行トリオのライブ、CD

5月4日に高槻ジャスストリートで聴いた、宮下博行さんのトリオ、”PROJECT2”のメンバーのことなど、補足します。

宮下博行(P)、佐々木 研太(B)、村尾 コージ(ds)
現代劇場に比べるとレセプション・ルームはこじんまりとしていますが、それでも、お店でのライブに比べればかなり広かったです。音響もなかなかよかったです。

宮下さんはオリジナル曲をライブでやるのは、関西ではけっこう難しいことのように話していました。たぶん、お店でのライブなどでは、お客さんがよく知っているスタンダードをやるほうが受けるのでしょうね。
この日オリジナル以外では、『小さな世界』を弾いていたのですが、これが独特の編曲で、途中、「これ、どうなっていくの??」と思ってしまう展開です。素人には説明しにくいですが、小さな複雑な世界になっておりました。

最初の説明でも書きましたが、演奏が始まるとすぐに、柔らかでしっとりとした音に包まれます。なかなかうまく表現できませんが、格調の高い粒ぞろいの音が、染み入るようです。いわゆるユーロジャズ系という言葉が浮かびますが、自分も詳しくないジャンルなのでその辺りは詳しい人に訊いてみたいと思います。
素人の耳での判断ですが、オリジナルはけっこう難曲を作っておられるように思いました。(どうせスコアを見たって分からないのですけど〜苦笑)これも詳しい方に教えてもらいたいです。

プロジェクト2のベースは、購入したCDでは新玉哲郎さんですが、この日は佐々木研太さんでした。初めて聴いたのですが、やはりしっとりとしたいい音を聴かせてくれました。ついつい、スコット・ラファロみたいだなあと思ってしまいました。村尾コージさんを聴くのも初めてです。デリケートな曲をじわじわ盛り上げ、ドラムソロもよかったです。

宮下さんのサイトにCDと試聴がありましたので、よろしければご覧ください。プロジェクト2は最後のほうです。
http://www.ne.jp/asahi/hiro/sound/cd.html
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2007年03月15日

川嶋哲郎(サックス)x佐藤芳明(アコーディオン)神戸・御影・世良美術館にて

sato-kawashima.jpg すでに書きましたが、3月10日(土)に神戸市東灘区御影の世良美術館で、川嶋哲郎(サックス)x佐藤芳明(アコーディオン)デュオのライブを聴きました。平石いづみさん主催の川嶋哲郎2daysの一日目でした。(翌日の京都のソロは残念ながら行けませんでした)

世良美術館のある阪急御影駅周辺というのは、とても高級感のある住宅地です。そんな周囲に溶け込んだ、すっきりとしたデザインの建物の庭には春の花が美しく咲いていました。平石いづみさんのライブは、いつも会場を厳選しているので、ライブはその会場に足を踏み入れたときに始まります。

1曲目の川嶋さんオリジナル曲「Forget-Me-Not」は佐藤さんとの相性ぴったりの曲だと思いましたが、最初であったためか、やや硬い感じがしました。演奏後、真昼のライブについて、「明るいですねえ」「いつもなら寝ていますよ」と話す二人に、場内爆笑でした。
2曲目の「甘い罠」は佐藤さんの曲で、前にクレプシドラのライブでも聴きました。異国情緒溢れる曲で、川嶋さんがおもちゃのような、高音が出る小さな笛で効果音を入れます。賑やかで忙しい、楽しい曲。この曲で二人の緊張感はすっかり消えていったように思います。
3曲目のW.Shorterの「Infant Eyes」では、川嶋さんの伸びやかなサックスに聴き入ってしまいました。そんな川嶋さんの演奏に反応する佐藤さんも素晴らしく、心地よい夢にすがるようにこの曲を聴き続けました。というより、このライブはずっと、楽しい夢を見ているように、二人の演奏を聴きました。
4曲目はテーマをひたすら回避して奏でるジャイアント・ステップだと思いましたが、別の曲をつないだのでしょうか? そのあたりは分かりませんでした。

というところで、前半が終わりました。続きはまた団愚流通信に書くつもりです。(といって、いつアップするかは未定ですが)

休憩中にゆっくりと館内の絵を見て回りました。そんな楽しみもある、貴重なライブでした。
(写真は、演奏後のサイン中のお二人です)

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2007年03月11日

kikiband(梅津和時、早川岳晴、鬼怒無月、Joe trump)

kikiband1.jpgkikiband2.jpg昨日は川嶋哲郎&佐藤芳明のサックス+アコーディオン・デュオですが、木曜に聴きに行ったKiki Bandのギターの鬼怒無月さんはデュオCDを川嶋さんと、佐藤さんとは、グループ名まだ覚えていないのですが(CD買ったのに〜)、ヘンタイ系プログレタンゴ(佐藤さんが前にこう紹介していました〜笑)のCDで一緒に演奏しています。
どちらのCDも気に入ってます。タンゴのCDについては後日取り上げたいと思います。

その前に、キキ・バンドのことを書かずに済ませるのはやはり間違いだと思うので、急いで書いておきます。ドラムがジョー・トランプになってからは初めて聴きましたが、大きな変化はないように思います。ジョー・トランプのドラムセットは、ハイハットが大中中小小サイズ(非常にいい加減な観察なのですが、そう見えたので)が前方横並びになってまして、まずはそれでどんなドラムを叩くのかと楽しみでした。ガタイのいい彼のドラムもいいです。ドラムソロは短めでしたが、ビシッと決めていました。

鬼怒さんについては、アコースティックもいいけど、早弾きでガンガン行く演奏も大好きなので、久々に大音量で聴けるのが嬉しかったです。(ギターについては、弾くのが早ければ好きというわけではないですが)それに、今回はいろんなヴァリエーションが楽しめました。またKiki Bandのほうの演奏もじっくり聴きたいと思いました。

早川岳晴さんのベースですが、彼のベースはいつだって本当にすごい人です。ロック界のベースしか目に入ってない人たちは知らないのかもしれませんが、絶対に一度は聴いてほしいです。

え〜と、最後に書くのは間違ってますが、最後になってしまった梅津さんについて。
彼の芸風はお笑い系アヴァンギャルド・ジャズだと言ったら、怒る人もいるでしょうが、半分は当たっていると思います。そして、守備範囲がめちゃくちゃ広い!! 私が最近聴いたのは、「木村くんと梅津くんと三宅くん」というブルースのユニットです。こういうところで吹く梅津さんがまたいいんですよ。そのときに「困っちゃクレズマ」のDVDを買いましたが、これがまた面白かったです。

しかし、彼のサックス奏者としての活動をお笑い方面だけから見るのはやはり間違いで、このKiki Bandのような、ジャズ-プログレの演奏も凄いし、とにかくジャズ圏外での活動はとにかく活発です。そして彼の場合、いい意味で、元々はジャズから出発している自分の足元は全くぐらつかないと思います。とはいえ、彼の
アホなパーフォーマンスやら面白いMCにはしょっちゅう笑い転げております。Kiki Band の後には「プチ大仕事2007」という企画が控えているそうです。巻上公一(ヴォイス)を交えた3月16日の「インプロ・ナイト」などなど、面白そうですよ〜関東にお住まいのみなさんが羨ましいです。
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2006年11月12日

川嶋哲郎&鬼怒無月デュオを聴いた帰りにクラプトン

kido&kawashima.jpg'Resident of Earth' /Tetsuro Kawashima Meets Natsuki Kido [MYCJ-30379]
(サインは、川嶋さんからはすでに5月に貰っていたので、今回は鬼怒さんにだけお願いしました。おまけの絵はネコなのでしょうか…そこは突っ込みませんでした)


今日(11月11日)は秋深まる神戸に出かけ、阪急六甲駅近くのギャラリー里夢の音楽ホールで、川嶋哲郎(サックス、フルート)&鬼怒無月(ギター)のデュオを聴きました。「明(さや)けき響、巡る秋」が今回のライヴのタイトルです。

平石いづみさん主催のライヴが何回目か、だんだん分からなくなってきました。こうして知らないうちにリピーターになってしまう理由は、主催者が毎回入念に会場を選び、そこへやって来るリスナーへの心配りを尽くしているからでしょう。(これまでの川嶋哲郎ソロ・ライヴの一部を断愚流通信で紹介しています)

川嶋哲郎さんはこの夏に京都の円山野外音楽堂で聴いた山下洋輔NYトリオ以来、鬼怒無月さんは2年前の京都磔磔で聴いたKiki Band以来でした。
今年の5月に京都町家ぎゃらりー・妙芸で川嶋さんのソロ・ライヴを聴いたとき、二人のライヴが11月に予定されていると聞き、会場で「これ、絶対に行きます!」と言ってたのに、すっかり予約を忘れていました。1週間前にやっと予約を入れましたが、あぶないところでした。

1曲目は日野元彦作曲の「流氷」。初めてCDでこれを聴いたとき、例のメロディーが聴こえ来て、慌てて曲を確認しました。日野元彦さんといえばまずこの曲を思い出すのですが、このデュオで聴けるとは! 嬉しい驚きでした。そしてこの曲が、ライヴの最初を飾る曲だったのです。
鬼怒さんのイントロは実に綿密に構成され、パーカッシヴな奏法を交えて川嶋さんのサックスを呼び込むところで、思わずため息が出そうでした。日野元彦さんのオリジナルでは感じなかったことですが、川嶋さんのサックスを聴いていると、随分日本的な曲に思えました。前から好きな曲ですが、その魅力を再認識しました。
今日の鬼怒さんはアコースティックギターのみ。CDでは知っていたその腕前ですが、今日はそれを目の前で確かめ、その振動に触れることができました。
このライヴについてはまだまだ書きたいことがありますが、今日はここまで。

実はこのライヴの後、なんとエリック・クラプトンのライヴに行ったのです。場所が大阪城ホールだったので、遅刻しましたが、ここでまた素晴らしい演奏を聴きました。
3日前に友人から連絡があり、エリック・クラプトンのチケットが余っているから一緒に行こうと言われ、絶対に行きたいと思ったものの、それが川嶋哲郎&鬼怒無月デュオと同じ日だと聞いて、ショックでした。
でも、これはやはり、両方行くしかないと思いまして、本日は大変ハードな日になってしまいました。
必死で大阪城ホールに駆け付けると、あのクラプトンの声が通路に響いています。やっと席を探して座ったときには、第1部(?)が終わり、アコースティックギターの時間となったようです。椅子に座ってのリラックスムードの中、ゆったりとしたブルースを楽しみました。
それからまた電化クラプトンとなり、デュアン・オールマンを髣髴とさせる凄腕ギタリストも参加していて、私にとっては至福の時間となりました。
全く予備知識なく聴きに行きましたので、これから本日のセット・リストやバックを務めたミュージシャンの情報を集めたいと思います。
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2006年11月02日

scopeライヴ!その3 演奏を振り返って

awai2-r-a.jpg(その2から続く)
この日のライヴにはプログレ系音楽に詳しい友人も誘いました(いつも音楽情報交換でお世話になっています)。演奏が終わった後「本当によかったです」と賞賛の言葉をかけてもらい、自分のことのように嬉しくなりました。もっといろいろ聴きたかったという感想も私と同じでした。

fuji7.jpg

錯乱状態と冷静さを同時に奏でるようなギター、演奏を支える明瞭で安定したベースと、繊細さも力強さも描き分けるドラムを楽しむうちに、いつのまにか時間が過ぎていきました。そして粟井さんの歌声はごく自然に他の楽器の音と溶け合っていました。

4、5曲目のカバー曲では、少しリラックスした演奏になったように思います。特にtaiquiさんがヴォーカルで参加したラスト5曲目はでは、全員がとても楽しそうでした。taiquiさんも相当PFMがお好きなのだろうと想像してしまいました。

演奏後には楽屋に入れて頂きました。メンバーの家族も応援にかけつけて、賑やかでした。聴く側の自分はハッピームードでしたが、演奏する側はまだまだ緊張感の延長線上にあるようでした。4人とも、40分という短い時間に注ぎ込めなかったものをあれこれ考えているようにも見えました。私としては、今回のライヴではかなりいい結果が出たと感じていたので、ちょっと戸惑いましたが、メンバーたちはかなり厳しい目で自分たちの演奏を振り返っていました。
あまりこのあたりの話を長々とするのは控えたほうがいいでしょうが、長く聴く側として過ごしていると、演奏技術のある人が緊張したり、ちょっとしたトラブルにも神経をすり減らすということを忘れてしまいます。楽屋裏や打ち上げの会合に参加させてもらって、久々にそんなことを考えました。

打ち上げではいろんな話題が出ました。カバー曲をめぐっての試行錯誤もあったようです。音楽以外では、工藤さんの小説の話が印象的でした。しかし、オフレコ話題に触れるかもしれないのでこれくらいにしておきましょう。でも、最後に寺沢さんが「次はレコーディングだ!」と言ったことは、ここで紹介しておきたいと思います。ドラム工藤さん加入後初の作品となる次のアルバムに向けて、scopeは既に始動しているようです。

続きを読む→チケット、ギターピックはこちら
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2006年10月31日

scopeのライヴ!その2 いよいよ本番

terasawa4.jpg(その1から続く)
Scopeの演奏が始まると、会場内の空気そのものが変わっていくようでした。
おそらく会場内には、scopeの演奏を「ついでに聴いて帰ろう」という程度に聴き始めていた人もいると思うのですが、そういうリスナーまでも瞬時に巻き込んでしまう、ただならぬ迫力がありました。
寺沢さんのギターはこのときもキレがよく、中途半端なところは全くありませんでした。ウォームアップ的な曲なしに、1曲目からこの勢いで演奏できるというのは、このバンドの大きな強みと言えるでしょう。

当日のセットリストと出演者氏名は次の通りです。

1) アナキストを愛した白い服の女(Scope)
2) 欲望の果て(Scope)
3) 教育という名の権力(Scope)
4) 亡命者たち(Van der Graaf Generator)
5) Andare per andare(Premiata Forneria Marconi)

personel:
satohiro awai(vocal), hirohisa terasawa (guitar),
fujinaka hiroki(bass), kazuhiro kudou (drums)
special gest: taiqui (vocal) from Ain Soph

(演奏曲については、当日配布のチラシから転載)

音響についてはやや心配があったのですが、粟井さんの歌と全体の音のバランスもよく、なかなかいい音で聴くことができました。この西九条Brand Newという店はJR大阪環状線の高架下にあり、ときどき上から電車の通る音が響いてきます。それが曲の終わりの効果音のように聞こえ、何も邪魔にならなかったのも面白かったです。scopeのメンバーはみなさん「MCは苦手」ということで、寺沢さんが緊張気味に曲紹介などをしていました。お客が笑うタイミングを外したり、一見ノリの悪さと受けられそうな反応はありましたが、これは観客側もscopeのライヴに不慣れなのが原因でしょう。(個人的には、大きな字で歌詞を印刷したカンペの暴露ネタは面白かったのです)

しかし、会場の音響効果や観客のMCへの反応などは、この日のscopeの演奏の質の高さを考えれば小さな問題でした。次に何が出るだろうという期待感があり、それが膨らむうちに最後のPFM曲となり、Ain Soph (アイン・ソフ)のtaiquiさんがヴォーカルとして参加してステージを盛り上げました。至福の時間はなるべく長く味わいたいもので、できることなら、アンコールでもう1曲聴きたいという思いが残りましたが、ベストな部分だけを提示したいというのがscope流なのかもしれません。(次回に続く)
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2006年10月30日

scopeのライブ!大阪西九条Brand Newにて その1 まずは競演グループから

kiraraka.jpg10月15日、大阪の西九条駅からすぐのBrand Newで、scopeの3年ぶりライヴを聴きに行きました。遅くなりましたが、その夜の興奮を伝えるレポートを書きたいと思います。

scopeのメンバーの寺沢さんと藤中さんとの出会いは、断愚流通信参加がきっかけでしたから、もう7年前になります。その間にアルバム「資本主義の風景」を発表、つい最近ではMoody Bluesのトリビュートアルバムに参加し、その発売というニュースがありました。
ですので、その充実ぶりを肌で感じたいと思いながら会場へ。
ひと月ぐらい前の断愚流通信での会合で、あれやこれやとカバー曲のアイデアを出していた寺沢さんのことを思い出し、彼らの出番を待ちました。

この日の出演は4グループあり、そのラストを飾るのがscopeでした。出演グループについては、scope以外に全く知りませんでした。

最初のグループは残念ながら聴き逃してしまいました。(もしも情報あれば教えて下さい)

自分が会場に入ったのは2グループ目の「(煌)きららか」の演奏が始まったあたり。ギター、ベース、キーボードの女性3人がかなりの轟音に包まれて演奏中。なかなかいい雰囲気です。打ち込み音の準備も万全で、ギター・ヴォーカル担当の女性が「準備不足」と言っていたものの、ほぼ用意していた通りのものを出せたのではないかと思います。あまり馴染みのないタイプの音作りで、説明しずらいですが、何となくキング・クリムゾンの「discipline」の端々を思い出しました(全く個人的感想ですが)。全体の音が大きすぎ、せっかくの歌詞がほとんど分からなかったことが惜しまれますが、女性3人で活動している点には大いに共感を覚えます。(写真はきららかのステージから)

次の「taiqui&Kyoku」はギター、ベース、ドラムのスリーピース・バンドですが、ヴォーカルとギターを担当しているTaiquiさんは「Ain Soph」でドラムを叩いている人物だとMCを聞いて分かりました。髪のきれいな女性の思い切りのいいドラム、うねるようなベース音にギターの高音が重なる典型的なスリーピース・バトルを楽しみました。ふだんの活動を離れての番外編的な演奏だったようですが、個人の技がはっきり出るこのスタイルで、なかなか面白い結果を出していたと思います。
ドラムのあいこさんは「ノイズわかめ」で活躍中、ベースのスハラケイゾウさんは「ギューンカセット」というレーベルを主催しているというお話でした。

そして、ついにscope登場。メンバーの家族も交えてのリスナーの期待感が高まります。そして、1曲目から寺沢さんのギターが炸裂。といっても、いつものようにイスに座っての演奏です。(次回記事に続く)
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