2012年07月31日

フジロックから帰ってきました

今年も性懲りもなく行ってきました、フジロック。キレいな若い女の子たちの夏フェスファッションは当然自分と無関係の世界でありまして、飲料水、雨具をリュックに詰め込み、椅子片手に、お定まりのロックミュージシャンTシャツに手ぬぐい、登山靴姿で3日間過ごしました。
今回は絶対に聴きたいバンドが特にあるわけではなかったですが、フジロックに行けば、行き当たりばったりに聴いたバンドに引き込まれたり、しばらく聴いていなかったバンドが非常に面白くなっていたりとか、いろいろと発見が多いので、やっぱり行くことにしました。
能書きタレの私なら音楽の話をあれこれ書きたくなるはずなのですが、毎回この夏フェスに参加するだけで疲れ果て、ほとんど書けません。
なので、今回は見に行ったバンドやミュージシャン名のメモ程度に書こうと思うのですが、書き始めると短くはまとまりそうにありません…毎度取りとめないですが、よろしければお読みください。

初日最初のイベント(?)が長蛇の列に並んでTシャツ購入したことでした。たかが買い物なのですが、ほぼ2時間半炎天下で待ちましたから、けっこう労力使いました。例によってグッズの販売方法はすごく要領悪いのですが、店員さんは真面目で親切でした。しかし探し物は見つからず、結局入荷はなかったようです。RadioheadとサカナクションのTシャツ、Stone Rosesのタオルを買いました。

Tシャツ購入の後、ファンク・ギターと分厚いホーンの音に吸い寄せられるように見に行ったのがホワイトステージのThird Coast Kingsでした。このバンド、軽快なのに重厚なんです。そしてジェームズ・ブラウン風のボーカルが加わると、いっそうダンサブルになっていきました。

Third Coast Kings.jpg





Third Coast Kings2.jpg







このバンドが気に入って最後まで聴いていたのはいいのですが、大混雑が予想されるチャットモンチーに間に合わないことに気づき、彼女たちを諦め、オレンジコートにPILのメンバーのバンド聴きに行きました。正式(?)には Jah Wobble & Keith Levene -Metal Box In Dubという長たらしいバンド名がついています。(分かりやすく言うと、ジョン・ライドン抜きのPILということでよろしいでしょうか? 詳細はこれから調べようと思います)
ライヴ会場の一つであるオレンジコートに着くと、濁ったような音とうめき声のような歌が聴こえてきました。地の底に沈みそうな重苦しさを軽快なリズムが押し上げています。ステージを見るとヴォーカリストは水中めがねのようなサングラスかけ、ギタリストは何を考えて選んだのかビートルズのTシャツ姿でノイジーでファンキーなギターを弾きまくっています。真昼間に何てダークな世界なんだと思いながらも、きらめく濁色の世界にしばし没入しました。

jahwobble.jpg













ライヴ後は、今回も同じ宿に泊まった友人のSさんと共にフェイスブックつながりの友人Iさんに会いました。3人で乾杯し、その後に聴いたのがホワイトステージのGossipです。ヴォーカルのベス・ディットー(Beth Ditto)は体型が太目で声量に恵まれ、汗だくで歌っては「チョー熱い」と言って汗を拭き、会場を沸かせました。べスは歌はうまいし、観客を乗らせるのも上手。最後にステージ左端に行くと、汗だくのラメ入りワンピースを脱いでスリップドレス姿を披露し(目測不能ですがFかGカップ以上でしょう)、そのワンピースをファンか誰かに手渡していました。サービス満点のGossipを最後まで聴いて、その後グリーステージに戻り、Beady Eyeの数曲とストーンローゼズ数曲を聴きました。
Beady Eyeはたどり着いたらすぐ終わってしまったので、感想は書きません。ストーンローゼズは座った場所(左前あたり)の音のバランスが良くなかったのか、最初3曲全く乗れませんでした。席を立って会場中央付近に移動して聴くと音のバランスもいい感じになり、自分の好きなブルース色強い曲が始まったので聴き続けようかと思ったのですが…あれこれ考えてホワイトステージのJames Blakeに移動しました。
会場の後方でうっとり聴いていると、長距離バス移動の疲れがどっと出てきます。最後まで聴きましたが、ほぼ半分は寝てしまいました。せっかくのJames Blakeを目の前にして、眠くてたまらないのは何とも残念でしたが、疲労のピークが来てしまったのでどうしようもありません。

その後レッドマーキーに移動し、Factory Floor聴くはずが椅子で待つうちにやはり寝てしまい、本番が始まったのに手前のバンドと勘違いしたまま、はっとして起きたら再びJames Blakeでした。眠気が覚めたのはいいけど、Factory Floor聴き逃したのは勿体なかったです。しかし、James Blake(DJ)が始まったとたん、自分は何てラッキーだったのかと思いました。こちらの方はあまりに遅い時間からスタートなので聴かないつもりだったのです。いやあ、聴けてよかった、観れてよかった。
最初の10分ぐらい、息を呑むほど見事な映像と音楽が続き、James Blakeは歌わなくても最高だ、いやひょっとすると、歌わない彼の方が面白いのかも…と思ってしまいました。音と映像とのフィット感も素晴らしかったです。眠気が吹っ飛びました。ただ、James Blakeは10分ぐらいの作品では最高の結果を出せるのだけど、長くなるとやや退屈になってしまいます。真ん中あたりのはちょっとありきたりな作品でした。最後まで聴けばよかったのだけど、疲れてきたので帰ることにしました。初日で体力使い果たすわけには行かないのです。レッドマーキーを出て、まだまだ賑わっている苗場食堂周辺を眺めながら帰りました。

会場で見たような映像はないですが、音はこんな感じでした↓
James Blake 55 min Boiler Room DJ set
http://www.youtube.com/watch?v=Nxyi8im0tT0&feature=related

(以上初日報告でした。今、苗場から宅配依頼した自分のリュックが帰ってきたので、洗濯頑張ります!)

posted by ring-rie at 02:08| Comment(6) | TrackBack(0) | live stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
再度コメントしてみますね。
キース・レヴィンか・・あとスペシャルズとか新旧とりまぜたラインナップがフジロックの魅力なのですかね。一度は元気なうちにフジロック行ってみたいです。
もう疲れは取れたころでしょうか?
Posted by たか at 2012年08月03日 11:00
キースのTシャツいかしてますね(笑)
ジョン抜きPILは2月に来日予定だったのが、なんか直前にキャンセルになったんですよね。フジには来たんですね。

その2月のライブには、夫婦で行くべきか否か悩んだんです。なにしろ娘の入試直前でしたので。で、結局諦めたので、キャンセルになったと聞いて慰められた部分があり。こうして実際にフジの記事を読むと、やっぱり行きたかったな…。

実は、どうでもいい話ですが、私ら夫婦の出会いはPILがきっかけなんです。PILの二度目の来日公演(もちろんキースもウォーブルもいない)のチケットが余って、学内掲示で売りに出したらのこのこ買いにきたのが夫です。でも実は、私ら二人ともPILの最高傑作はメタルボックス(この二人が参加しているセカンドアルバム)だと思っているので、今回のユニットは、すごく興味があったんですよ…。

長々とすいません。結論は、やっぱり、
「私も一度は元気なうちにフジロックに行ってみたい」です…(笑)その節は、どうぞよろしくお願いします。
ではでは、2エントリにわたってしょうもないコメントですいません。
お疲れささまでした!!
Posted by ショコポチ at 2012年08月03日 16:22
苗場では今年もお世話になりました!
今年は雨降らなくてラッキーなんだか、その分灼熱で大変すぎなんだかよくわからない年でしたが、無事に帰れてお互いなによりです。
ライドンいないPILのとき、思いがけずオレンジにいらして下さって嬉しかったです♪ 私にとってはもしかしたら、彼等が今回のフジでのベストアクトだったかも知れません。とにかくかっこよかった! メタルボックス最高。
そして、ライドン役の人の丸ミラーびっしりコートには笑った笑った。あんな妙なイカレっぷりを見せてもらうと、ライドンじゃなくても好感度大でした。

私は去年から、結構レッドマーキーでの鑑賞が多いです。ファクトリーフロアは残念でしたが、きっと意識の底に音が残っておられることと思います♪
Posted by 志穂美 at 2012年08月04日 23:35
たかさん、こんにちは。疲れはだいぶ取れたと思うのですが、大阪の暑さにやられています(苦笑)
そうそう、新旧とりまぜっていうのがフジロックの良さですよね。
山の中でのロックフェスなので、天候にも悩まされ、バスに乗らずに済む近くの宿もいろいろ難ありだったり(笑)、思い通りに楽しめない要因も多いんですが、ここでしか味わえない面白さは確かにありますよ!!
一度ご一緒したいです。
Posted by ring-rie at 2012年08月06日 22:15
ショコポチさん、こんにちは。
いやいや、もう、どんどん書き込み頂いたら嬉しいです。
そうか、ご夫婦の出会いのきっかけがPILなんて、そりゃ羨ましいお話ですよ、ほんと。
うちの夫婦の最初交わした言葉が何だったかは定かではないですが、現亭主から言われた言葉で一番古い記憶に残るのは何かと言うと「おまえ、昨日の飲み代払って帰ったのか?」です。今の私たち夫婦の実態をそのまま象徴するかのような言葉ですよ〜。

それはとにかく、私はPILのメタルボックス時代をよく知らないのですが、ライヴは素晴らしかったですよ。昼間なのにもう暗黒ムードですよ。そしげ限りなく暗黒に近い音がファンクのリズムで彩られるコントラストがいいです。
たぶん、来年には来年のバージョンの彼らの音があるだろうって気がします。仲良く同窓会って感じじゃないんですよ、彼らは…って当たり前か。

また来日もあるんじゃないでしょうか。
そして、フジロック、いつまで存続するのか分かりませんが、子連れリピータが執念で参加するところをみると、まだまだ勢いは衰えないのかもしれません。(細かい質問とかあれば、また個人的にお答えしますね!)できたらご一緒しましょう!
Posted by ring-rie at 2012年08月07日 13:24
志穂美さん、今年もお世話かけました。
今回は宿泊場所について初めて関わって、越後湯沢や苗場で宿を探すことがどういうことか、初めて考え、その実態の一部を目にしました。今までお任せしたきりで考えたことないことを考えました。あらためて志穂美さんbowさんにこれまでのことを感謝したくなりました。

その話は今後の思い出話にするとして、このPILのメンバーのライヴは素晴らしかったですね。
チャットモンチーに行けなかったけど、もうこのステージをほぼ全部聴けたので満足です。
そうそう、ヴォーカルの彼の服、近くに行って写真に撮りたかったですね(笑) 
確かに今回のフジで聴いた中でもベストの一つです。オレンジコートは遠かったけど、お客さんたちみんな楽しんでる様子でよかったですよね。
ブレのないバンドだと思いました。来年も聴きたいバンドです。
こういう体験があると、やはりまたフジロックに行きたくなりますよね(笑)
Posted by ring-rie at 2012年08月07日 13:42
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