2009年09月27日

'You Know My Name(Look Up The Number)'/The Beatles

シルバーウィークとか名のついていた連休はずっとパートの仕事に出ていた。それが終わって、その残務整理みたいな仕事が続いて、今日までずるずる出勤。明日も仕事だ。

その間、気分転換にと思ってパソコンでビートルズがらみの検索をすると、もう止まらない。元から多いのだろうけど、時節柄、やたら情報が多い。久々に「ポール死亡説」というのがあったのを思い出したのは、'Revolution 9'という曲(曲と言うには無理があるが)をもう一度聴きたくなって探したとき。ご丁寧にこの曲の逆回しがあり、それを聴いて、なるほどねえと思った。しかし、あの当時、どんな暇人が'Revolution 9'を逆回しにして聴いたのだろうとも思うが、そこまでして追いかければ、「ポールが死んだ」という言葉が聞こえて、大騒ぎのネタにありつくことができたらしい。
 今となっては「へぇ〜、それで?」と思うようなことだから、ポール死亡説のことはとりあえずは忘れるとして、前衛的ともガラクタとも思えるこの作品、、自分が初めて聴いた頃は、やっぱり単なるお遊び曲だろうと思って、ちゃんと聴くこともなかった。しかし、久々に聴いてみたら、意外に楽しめた。本当かどうか知らないが、ジョンはけっこう丁寧に時間をかけてこの録音に取り組んだらしい。やってみると、案外めんどくさい作業が多かったのかも。ヨーコの影響で作ったという説もあるが、真相はどうなんだろう。これを発表してから、ビートルズのメンバーは何度これを聴いたんだろう? たぶん、作ってしまったら、それでおしまいだったような気がする。

'Revolution 9'は「楽しいお遊び」かどうか微妙なところだが、ビートルズの面白さは、超有名曲、ヒット曲以上に、箸休め、オマケ、息抜き、手抜き、脱線、自分だけ面白ければいいジョーク、などなど、メインとは言いがたいところに溢れている。自分はそれほど真面目なファンではないので、ビートルズの曲を網羅して把握しているわけではないのだけど、ホワイト・アルバムと呼ばれる2枚組を聴けば、誰だって大体それぐらいのことは予想がつく。

「何ですかこれ?」と言いたくなった曲はいろいろあるが、'You Know My Name(Look Up The Number)'には唖然とした。最初は、いくらシングルB面だって、あんたらビートルズだろ、ちゃんとしろよって言いたくなった。中学生だったから、あのユーモアに全くついて行けなかったわけだけど、それでも、数回聴いているうちに、何だか面白くなってきた。最後に「ブフブハ」みたいなことを言ってるのは誰? と考えて、まあ、お題の通りのゲームを楽しんだ。
ふざけてはいるが、今聴くと、ますます面白い。シングルより長いバージョンを聴くと、大人向きの音楽としてもグレードアップ。↓



ベストアルバムに入らなそうな人気曲はいろいろあると思うが、自分がラジオでかかった曲を録音して延々聴くうちに好きになった'Rocy Raccoon'もそのひとつ。



歌いだしの音の外し方にびっくりし、次にハーモニカの音でびっくりした。ポールが一度こういうのをやってみたかったのだろう。

昔は、とりあえず4人がバンドとして演奏していると思っていた。リンゴがドラムを叩いていると思って聴いていたものが、実はポールのドラムである場合があるなんて、想像もしなかった。今頃いろんな事実を知って驚き、ビートルズについては、自分が歳を取ってからもまだまだ楽しめることがあることに驚く。当時は気づかなかったけれど、ビートルズが活躍した時代そのものに面白い事象が多かったのかもしれない。そう考え始めれば、ますます話題は尽きないだろう。
posted by ring-rie at 00:42| Comment(6) | TrackBack(0) | rock musicあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!
夜中にしかも記事アップとほぼ同時のカキコミにどうかドン引かないでください。
だってだって、実は私も、次はRocky Raccoonについて書こうと思ってたんですよ!!
パレシャンブルグに続いて、なんという偶然。
もう、ring-rieさんを勝手に魂のシスターと呼んでもいいですか。いま仕方なくそれをご承諾いただくと、もれなく志穂美さんもシスターですのでお得です。なんだかよくわかんねえ。夜中の2時ですから。

いやーいいですよねアライグマロッキー男。こう書くとなんだかsandさんのようだ。とにかく私も、今日ようやくボックスが届きまして、最初に聴いたのがホワイトアルバムなんですが、なかでもこの曲にあらためて惚れ直してしまったんですよ。
詳しいことはご迷惑なので自分のブログに書きますが、この曲のドラムも芸が細かいですよね。撃たれるシーンでスネアがパァン!と一瞬高く鳴るんですね。今回、「リマスターなんだから」と気合を入れて聴き直したせいで気がついたことです。てか、これまで気がつかなかったアタシってすごいかも…。
Posted by ショコポチ at 2009年09月27日 02:24
ショコポチさん、こんばんは。

>記事アップとほぼ同時のカキコミに
そうだったんですか。その後多少書き直したんですが、そのときすでに書き込みが入ってたのかも。興奮の瞬間を逃してしまったなあ。

>なんという偶然。
いやいや。一体どうなっているんでしょうねえ。この歌がやたら聴きたくなったのは、ここ数日のことなんです。嬉しいけど、ちょっと怖いぐらい。今更言うのも何ですが、私ら、相当ヘンじゃないですかね(??)
とにかく、山ほどあるビートルズ曲の中で「ロッキー・ラックーン」に大注目している人間がこんな身近にいるって、全く思いませんでしたわ。

>魂のシスターと呼んでも
そうか、ソウル・シスターズ! 関係ないけど「ご〜きげんよう〜♪〜ジャジャジャーン」と歌いたい気分です。ええ、もちろんさらに仲間募集します、私も夜中1時でハイになっております。

>今日ようやくボックスが届きまして、最初に聴いたのがホワイトアルバムなんですが、

何で、こともあろうに、そこから聴きますかねえ(笑) そんなことする人間は自分だけかと思っていたら、世界全体となると、たくさんいるみたいですね。私たち、グローバルに、そしてローカルに、つながっているのかも。嬉しくて延々たわ言並べそうです、私。

>撃たれるシーンでスネアがパァン!と一瞬高く鳴る

全然知りませんでした。そんな小ネタも入れてたなんて。これまでいつもひどい音で聴いていたせいかも知れません。

それでは、アライグマのロッキー君の情けない物語の歌、今回はショコポチさんの担当で読ませて頂きます。
以前、ショコポチさんが 'I Will' について書いていた文が大好きなんですよ。できたらまた読めるように参照リンクつけて頂けませんか?

オマケですが、本文中の3曲以外で取り上げたかったのは、'The Continuing Story Of Bungalow Bill' と'Maxwell's Silver Hammer' でした。何か、笑える曲、に弱いです。 昔とまた違う好みになってきました。
Posted by ring-rie at 2009年09月28日 01:52
こんばんは!
どちらも聴かせて頂きました!

またまたring-rieさんとショコポチさんのピックアップナンバーが被ったとはおめでたいですね♪
ロッキーの曲、軽妙でいい曲ですね。私もすごく好みです。
こういう雰囲気のあっさりさりげない曲がとても好きです。
笑える系もいいですね。

しかし、「ご〜きげんよう〜♪〜ジャジャジャーン」って・・・♪ ring-rieさん、楽しすぎです♪♪
なんの曲か全然しらないのだけど、一緒に歌いたくなります。
「ご〜きげんよう〜♪〜ジャジャジャーン」♪♪♪
(たったの10時から私もハイやw)
Posted by 志穂美 at 2009年09月28日 22:04
志穂美さん、おはようございます。

>またまたring-rieさんとショコポチさんのピックアップナンバーが被ったとは

そうなんですよ。2度あることは3度ある、と言いますが、また被ったら記念行事やりたいですね(笑)
志穂美さんとも、「ええっ?」て思うタイミングで趣味が被りますが、これが男性と女性なら、運命の糸か?なんて思うかもしれませんね!(苦笑)
年齢に多少差があり、気合入れて音楽聴いていた時期も若干ずれるのに、何でこんなに共通項が多いのかと思いながらも、すっかり喜んでいます。

>軽妙でいい曲ですね。私もすごく好みです
軽妙、ですか、なるほど。確かにそうですね。
コテコテにビートルズらしい曲でないと思うので、特に人気のある曲と思ってなかったのですが、実際はかなり人気があるみたいです。

>「ご〜きげんよう〜♪〜ジャジャジャーン」って・・・♪ 
しょうもないノリやと言われるかと思ったのですが、ついつい書いてしまいました。
これはですね、魂のシスターズ、とは関係ないんですが、かしまし娘という大昔のユニット、じゃなくて、お笑い界の大御所3姉妹のオープニングテーマ曲の最後です。ちょっと前に彼女たち庄司3姉妹とUAの写ったTSUTAYAのポスターがあったんですが、あれって関西限定だったのかな。
ショコポチさんの「魂のシスター」って言葉を聞いて、なぜか浮かんだのがなぜかこのパート。全く脈絡ないです、合ってるのは姉妹というトコだけ。
言う必要ないと思うけど、ジャジャジャーンは三味線、ギターの音です。関東方面での知名度は知りませんが、関西の中年以上の年齢層には有名なんですよ。

ポールのユーモアのセンスについては、ショコポチさんのところに書いてありましたが、漫談のセンスは本人が思うほどなかったかもしれないですね。自分の英語力もついていけてないのですが、そもそもポールお得意のジョークが何パーセントのイギリス人にウケるのか、知りたいです。イギリスのお笑いはよく分かりませんが、ジョンはポールの小ネタを聞く度に、鐘をカーンと鳴らしたくなったのかも知れません。でも基本的にはポールは誰もが認める素晴らしいストーリーテラーでしたね。

以上、またまた志穂美さんへのレスから脱線してしまいましたわ。
またブログに面白いジャーマン系その他の濃〜い情報載せてくださいませ〜♪
Posted by ring-rie at 2009年09月29日 10:46
どっちももちろん大好きです!

「You Know My Name」については、やはり中学生で初めて聴いた時の印象はring-rieさんと同じでした。
でも、今改めてこの曲のおもしろさが妙にツボにハマるんですよ。他にもホワイトの「…Bungalow Bill」とか。

「Rocky…」の冒頭のハズシも何度聴いてもイイですねぇ。
コレだからいつまでもビートルズがやめられません。

こういうふざけた曲ばかり集めて裏ベストでも作ろうかなぁ。きっと相当おもしろいと思います。
Posted by PTR at 2009年10月04日 06:09
PTRさん、こんにちは。

>中学生で初めて聴いた時の印象はring-rieさんと同じでした。

やっぱりそうですか。同じですねえ。今になってツボにはまるところも。
そして、私も'The Continuing Story Of Bungalow Bill' が大好きです。一時期長い間聞いてないなかったビートルズ、気づいたらホワイトアルバムの曲をやたら思い出すんですよ。
「…Bungalow Bill」はマンガっぽい歌詞がいいですよね。自分はラブソングよりこの手のが好き。

>「Rocky…」の冒頭のハズシも
そうなんです、この部分は何回聴いてもいい。

>こういうふざけた曲ばかり集めて裏ベストでも

ぜひ、そのうちにやってくださいませ。
私はまず、先日のPTRさんのベストを読み、あの10曲の一部がタイトルと曲と記憶がバラバラになってたんで、全部探して聴いてみたんですよ。
そしたら、長いこと聴いていないヘンテコな曲たちがぞろぞろと記憶から蘇ったので、ここにその話を書きたくなりました。自分はベストを書けるほどちゃんと聴いていないのです。
PTRさんの裏ベスト、いつか読みたいです、よろしく!
Posted by ring-rie at 2009年10月06日 17:26
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