2011年12月07日

古い手紙と一緒に出てきた落書き-Brian Eno/Before And After Science

世の中、断捨離というのが流行っていて、モノを捨ててすっきりしたいという人も多いようですが、自分は至ってそういうのが苦手な方です。
しかし、昔の友人からもらった手紙など、大事にしまってから20年ぐらい経ってるものは処分しようかと、埃だらけの箱を押し入れから出して整理していました。

すると出てきたのが、ブライアン・イーノの顔かモアイ像か分からん落書き。
そしてその変形パターン。
以下の絵は、その落書きをスキャナー読み込みして、はみ出た線やシミを修正したものです。
左のロゴも書き加えました。


eno21.jpg



















自分は元の写真である、ブライアン・イーノのアルバム、before and after scienceは持っていなくて、雑誌の写真をもとに書いたのだと思うのですが、覚えていません。
この落書きを見て、久々にイーノのアルバム聴きたくなりました。

1980年前後は、ブライアン・イーノは音楽業界のキーワードみたいになっていて、アンビエントというそれまでにない音楽ジャンルもこの人が中心になって確立されていったようです。
その後の作品に比べると「before and after science」では、まだまだ「演奏」という感じが残っています。

Brian Eno - Energy Fools The Magician



ご存知とは思いますが、曲によってはリラックスして聴けるものもあります。そういう音楽需要に合わせて作った曲(Music For Airports)もあれば、リラックスと全く関係ないものもあります。The Lost Dayなどの曲はけっこう重苦しいです。
久々に聴くと、以前よりこういう音楽が楽しめるようになっているのに気づきました。
動画とセットで聴くのもいいですが、奇妙なジャケット写真見ながら聴くのも悪くないようです。

Brian Eno - 1-2 - Ambient 1 - Music For Airports - 1978


Brian Eno - 2-1 - Ambient 1 Music For Airports - 1978
http://www.youtube.com/watch?v=RpsDY6gaAJs&feature=related

Brian Eno - The Lost Day
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2011年11月22日

Derek Bailey (デレク・ベイリー)が急に好きになった。

今日はLPを聴く日にしようということで、ポストパンクだのジャズだのをターンテーブルに載せていたのですが、久々に友人から借りっぱなしになっているDerek Baileyを聴いてみました。
実は今までそれほど好きでもなかったのですが、今日は聴いた後、「音の底に出会った」とか、自分でも意味の分からない言葉をつぶやいていました。

こんなによかったっけ、デレク・ベイリー?
時々カスカスの音を出したり、そこそこ我慢の時間もありましたが、B面最後の曲で指の動き(見えませんが)にぐいぐい引き寄せられました。奏でられた音そのものが自ずと勝負しているような気がしてきます。アブストラクトで無機質なものが、突如何らかの有機体に変化を遂げたような感じ。(「早く人間になりたい」というセリフで有名なアニメを思い出しますが)

そのLPはDerek Bailey Soloと題された白地のアルバムです。ジャケットの画像は同じものがまだ見つかっていません。とにかく、レコード聴ける環境なら、彼の音楽はレコードで聴くのをお勧めします。とにかく、なるべく良い音で聴いたほうがよいと思います。ある程度いい音で聴かないと成立しないような音楽です。
以前は、なんでこのような音をわざわざギターで出すのかと思っていました。しかし今日、ギターの持っている音を端から端まで使ってインプロヴィゼーションやっていたのだと知りました。

こういうアヴァンギャルドなことやってる人なのに、まるでギター漫談みたいなこともしていたと知ってびっくりでした。演奏はとにかくすごいです。

↓雑談が1分ぐらいありますが、それ以降の演奏はまとまりよいかと思います。
(予備知識ない人はびっくりすると思いますが…)



improvisation

11月26日、修正加筆しました。
デレク・ベイリーの演奏について、もう少しいい表現が浮かんだら、修正か記事追加したいと思います。
タグ:Derek Bailey
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2011年11月19日

11月のbattlesのライヴは見逃したけど…フジロックでのBattlesは見たよ

久々の更新です。フジロックの感想の続き書きます。1日目の夜のことも書いてないのですが、順不同、思いつきで書きます。
なんでここ数日フジロックに頭が戻っているかというと、たまたま家族が録画で「Beck」を見ていて、一緒に見ていたらフジロック会場でのロケシーンが多く、いろいろ思い出してしまいました。
映画「Beck」に関しては、つっこみ所満載でしたが、それなりに楽しく見ました…と言うにとどめておこうと思います。話が止まらなくなりそうなんで…

battlesが11月に来るって情報は、フジロックのライヴの後に知ったんだけど、スケジュール管理ができない上に、よそ見ばかりしている自分はスコンと日程を忘れ、気づいたら行けなかった。残念。

フジロックでのバトルズは最高でした。この日一番楽しみにしていたので、早めに場所取りしました。
タイヨンダイがいたときの彼らのステージを見たことがないので、彼がいなくなったのは戦力ダウンだなんだという意見を聴いてもよく分かりませんが、動画サイトで見る限り、拡声器持ってる彼はけっこうインパクトありますので、惜しい人材だったのだろうと思います。
ですが、ヴォーカルが抜けたって何とでもなりそうなバンドだと思うので、あまり気にしていません。

3人が出てきて、観客の声援に応えるでもなく、さっさと楽器の前に移動した姿に、後ろにいた女の子が「テンション、低ぅ!!」とつぶやいたので笑い出しそうになりました。自分も何やねんそのビミョーな服装は…というか、薄汚い…と思ってたところでした。ヘンテコなスタイルのバンドはいろいろあると思いますが、どう考えてもあまりカッコよくない、などなど。しかし演奏が始まるとすぐその雑念は吹っ飛びました。

先日テレビで放送した分だと思いますが、消されないうちに見ておけてよかったです。
ただ、彼らのステージに関しては、盛り上がってる観客よりも、ドラムやキーボードの演奏を長々と撮ってほしかったなあとも思います。延々と機材いじっている姿とか、おそろしく地味な図がいいんですよ。
でかいシンバルを叩く瞬間とか、ほんとに興奮します。

一番観客が盛り上がる曲といったら、「アトラス」なんでしょうね。(バトルズのライヴの初心者なので、確信していません)
聴くたびに日本の民謡みたいだと思います。ナントカ節というかんじ。なので、踊れます。
しばらく消されないことを願っています。↓



http://www.youtube.com/watch?v=7tRdUy_Wr4s&feature=related

My Machines:



CDは、最新のよりもこの2枚組が気に入っています。

posted by ring-rie at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | live stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

フジロック2011・初日前半に聴いたバンド 続き + シャーベッツ(浅井健一)

2011年夏のフジロック1日目のレポートの続きです。
写真など。

毛皮のマリーズ、解散するらしいですね。
フジロックでのステージが面白かったし、女性ベーシストはカッコよかったし、もう少し長くやってほしかった気がしています。

kegawano-maries2.JPG












所詮モニターの写真なので、アップしてもよいのではと勝手に思っています。
厳密にはダメでしょうが…


IMG_0674.JPG










The Middle East のほうはモニター写真ではありませんが、何となく怒られずに済むような気がしています。(甘いかな)
メンバーの名前が未だに覚えられないでいます。とりあえず、ステージの雰囲気だけでも伝えたいのでアップします。

IMG_0681-2.JPG












IMG_0690-2.JPG











写真が多い割にメンバーの情報が何一つないというのはあんまりかも…
しかし自分もフジロックのバンド紹介やCDのライナーしか読んでいません。
日本語の詳細情報が見つかれば後でリンクしておきます。

残るミドルイーストの写真は「続きを読む」に入れておきます。キーボードの女性が素敵です。

ソウルフラワーユニオンとシャーベッツは目の前で見たので写真はありません。

シャーベッツは、ブランキー・ジェット・シティーのファンなので、ベンジー狙いで聴きに行きました。相変わらず彼はカッコよかったですが、演奏内容としては去年レッドマーキーで見たポンティアックスのほうが個人的に好きです。
でも、自分が持っているファーストアルバムの曲もやってくれたし、熱心なファンの表情もよかったし、いい雰囲気のなかで彼の歌を聴けました。キーボードの女性の声も素晴らしかったです。歌詞の隅々までゆっくり聴ける歌が多かったです。

自分は出遅れてブランキー・ジェット・シティーを聴いたので、未だにベンジーという呼び名がしっくり来ません。浅井健一という名前のほうが馴染みます。
シャーベッツのファンというほどこのバンドを聴いてはないし、彼の歌詞が一番好きなのはBJCの初期あたりです。
それでも、歌とギターの一体感が素晴らしいミュージシャンで、常に自分の現在形のスタイルを提示しようとする姿が好きだから、フジロックで彼のステージは見逃せません。

続きを読む
posted by ring-rie at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | live stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月24日

フジロック2011・初日前半に聴いたバンド

長らくブログを放置していましたが、やっと更新。

何から近況書けばいいか分からないぐらい、間が開いてしまいました。
懸案のパソコン買い替えもやっとできて、今度こそ時間の有効活用するぞ!! と思ってたけれど、ツイッターその他よそ見ばかりする癖が治りません。
でも、やっぱり、ブログやHPに文章書いていない日々が長く続くのは、過去にやろうとしていたことを放り出してるわけで、どこかで元に戻さなくはと思っていました。
時間がかかり過ぎてしまいましたが…もう8月も終わりに近づいて、やっとこの記事を書いています。

さてさて、7月末にフジロックに行けたことで、何かしら達成感はありました。自分は「フジ、最高〜♪」と叫ぶタイプではないけど、やっぱりいい会場です。それなりのお金使うだけの価値はあります。雨やぬかるみとのバトルにゲンナリする人も、結局は、ここでしか体験できないものがあるという定番的感想とともに、ここから帰って行くのではないかな、と思います。

初日、近くのホテルから会場に急ぐも、人がいっぱいで進まず、やや焦りながらホワイトステージに向かい、最初に見たのは毛皮のマリーズ。お約束通りの面白いステージ! GS世代なので、あの歌い方にバカ受けです。
続けてソウル・フラワー・ユニオンを友人二人と楽しみましたが、自分はオレンジコートのThe Middle Eastを聴きたくて、途中でお別れしました。

道を間違えてしまい、出遅れましたが、このオーストラリアのバンドを聴けて大満足です。CDではヴォーカルの一人の声がトム・ヨークに近いと思ったのですが、実際はそれほど似ていませんでした。地味ながら充実したステージ。オリジナルだけと思ったら、終わりのほうで「I Shall Be Released」も歌いました。これもよかったです。
こうして、この日の前半がほぼ終了しました。

とりあえず、The Middle EastのPVを貼っておきます。



(写真など、追加できたら貼ります。)
タグ:The Middle East
posted by ring-rie at 01:15| Comment(4) | TrackBack(0) | rock musicあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月24日

ベストキッド(2010年公開)

 ベストキッドのDVDを見ました。
 以前リンクしているタルさんの感想を読んで、見たいと思っていた作品です。
 以下ネタバレありますので、作品の詳細を知りたくない方はご注意ください。



 楽しい映画でした。リメークということですが、オリジナルは見ていません。主人公ドレを演じたジェイデン・スミスが可愛いので、映画について細かいこと言うのはやめようかと思いましたが、2時間以上の映画を見ると、やはりあれこれ言いたくなってしまいました。

 主人公の黒人の男の子が母の転勤のため、アメリカから中国にやってきて、新生活に溶け込みたくても、厄介な問題が起きていました。カラテの得意な中国人の男の子に集中攻撃を受けることになってしまったのです…
 前半部分は、じつに丁寧に、観客目線に徹した描写をしていました。ドレはどうして自分の悩みを母親に打ち明けられないのか、説明過多になることなく、すんなり理解できます。ドレの母親がデトロイトから中国に転勤することになったこと、仲良くなる中国人の女の子が、いかにも富裕層の出身らしく、バイオリニスト目指していることなど、成長著しい中国とそこに暮らさざるを得なくなったアメリカの黒人という設定にはかなりリアリティーがあります。そんな土台をきちんと描いているから、その後の夢のような話に熱中できるかもしれません。

 典型的な娯楽映画らしいプロット、著名人の息子の子役の起用などの条件では、下手をすればどうにもならない凡作が生まれることも多いのに、この映画はそうなりませんでした。子役のジェイデン君の演技力が最大限に引き出され、ジャッキー・チェンが風采の上がらないおじさんになりきり、全体にきめ細かな描写を心がけ、見ごたえのある作品に仕上がっています。

 ただし、この映画に批判的な人もいるようです。中国人の〈いじめっ子〉の攻撃があまりに執拗であったからかもしれません。日本人は、黒人の子が中国の学校でいじめにあう話にそれほど抵抗はなくても、アメリカや中国では受け入れがたいと思う人がいたようです。確かにあまりに生々しいシーンがありました。
 もちろんこの映画は中国人批判を意図したつもりはなかったはずですが、アメリカ人目線の映画であることは確かです。その上主人公の子どもが黒人なので、複雑な感情を呼び起こすことになります。この映画の設定そのものが、カラテが強くなりたいという単純な思いだけで済まされない要素を盛り込み過ぎているのかもしれません。

 しかしこの映画を見ている間は、とくにそんなことも考えず、いかにも今の中国でやっていそうなカラテ大会のシーンまで楽しく見て過ごしました。でもこの大会より、それまでの地味なシーンのほうが気に入っています。

(後日校正します・岡崎)
posted by ring-rie at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

写真の整理が進まない〜川嶋さんの写真も。

写真の整理ができていないです。何がなんだか〜って状態。
そして、2009年の写真を眺めているうちに、うす暗くなり始めたライヴ会場でサックスを箱に片付けている川嶋さんの写真を見つけました。
これは主催者の白石さんに送ったものですが、ブログに使ってはいなかったような。
吉見さんとのデュオのときのものです。
いつもシャッター押すの遅くて迷惑かけてばかりなんですが、何度も写真撮らせて頂いています。
川嶋さんのおもいきりカッコいい写真は、公式HPでご覧頂くとして、私のは、ピンボケで、私個人が妙に気に入っているだけなんで…でもまあ、見てやってください。

kawashimasansp.JPG


ところで、昨年発表の川嶋哲郎カルテットの「デイズ・オブ・バード」はやっぱり最高と思います。
バードトリビュートと称するCDを買ってがっかりすることって多いのですが、このCDは全曲素晴らしいです。一時期毎日聴きました。前も書いたかもしれませんが、これ聴くと、なぜかソニー・ロリンズ聴きたい症候群に陥るんです。(C.パーカーでなく)理由を知りたい方はぜひCD聴いてみてください!もちろん素人意見ですけど。このカルテットもぜひ聴いてみたいな、ライヴで。

(お願い:まさかこのページの川嶋さんの写真の転載を希望される方はおられないかと思いますが、その場合はお知らせくださいませ)
タグ:川嶋哲郎
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2011年04月19日

久々に聴くジョン・スコ。BLUE MATTER/ John Scofield

自分はジョン・スコフィールドのファンといえばファンなんだけど、好きなアルバムにどれだけ会えたかを考えると、歯切れよく語ることができない。

最近見つけたMMW(メデスキー・マーティン、ウッド)とジョン・スコフィールドのライヴがなかなか良かったし、ツイッターで彼の話題が出たのもあり、家にあるジョン・スコフィールドのCDを聴き直してみた。

比較的新しいアルバム(といっても2000年)であり、ブラッド・メルドー、ケニー・ギャレット、クリスチャン・マクブライド、ビリー・ヒギンスという豪華メンバーが参加する「Works For Me」については、正直あんまり言葉が出てこない。メンバー個々のプレイは超一流であって、部分部分ではさすがに圧倒されるけれど、曇天を見上げてたまに差し込む陽光にしばし歓喜する程度の楽しさなので、感想は以上でおしまい。

しかし、前から持っていて何度も聴いたわりに、良さが分からないと思っていた「BLUE MATTER」は面白かった。しかしジョン・スコフィールドの面白さを再発見するというより、他のデニス・チェンバース、ゲイリー・グレインジャー、ミッチェル・フォアマンのドラム、ベース、キーボードがこれほど充実していたのに自分が気づいてなかったのに唖然としてしまった。おそらく、自分はジョン・スコのギターを聴きたいという思いばかり強くて、このアルバムのほかの要素に関心が薄かったのだろう。

johnscofieldbluematter2.jpg
十数年前、あまりジャズもフュージョンも聴かなくなった時期に偶然聴いた「ROUGH HOUSE」をあまりに気に入ってしまい、それと同様のプレイを聴きたいという考えで「BLUE MATTER」を聴いた結果だと思う。自分ではかなりの回数聴いた記憶があるが、当時は違和感の方が大きかった。

1曲めのやや重苦しい始まり方に、ジョン・スコって曇天愛好家なのかと思ってしまうが、彼らしい曲だ。ただ、この路線で行くのかと思ったらファンキーなスラップベースが空気を変える。そしてこの曲調の中でギターが駆け巡るのかと思ったら、ゆったりと散歩のスピードのまま思索に耽るような演奏だ。ここはガツンと行ってください、頼みますよと思ううちに終わり、2曲目でやっとギターのスピードは速まる。だが彼のソロに続くフォアマンのキーボードを聴くとはるかにノリがよく、魅力的だ。ジョン・スコらしいプレイであるが、どこかミスマッチ感がある…

などと書くと自分は全くこのアルバムを気に入らないように思っているみたいだが、そうではない。もしこのメンバーと曲でギタリストをノリの良さが売りのプレイヤーに変えたら、それはかつて山ほど登場したフュージョンアルバムを聴くのと大差なくなってしまうだろう。4曲目のスラップベースはじける作品などは特にそれに近い。

よく分からないのだが、彼は80年代前半あたりまでの超絶技巧フュージョン大会へのアンチテーゼみたいなことをやりたかったのだろうか。痒いところに手が届かないような歯切れの悪さが消え、いつのまにか彼らしい音の遅らせ方に聴き入る5曲めあたりで、そんなことを考え始め、ミスマッチ感が消えていく。というか、この曲のようにロックの基本に回帰するような作品ではベースとドラムとの一体感が素晴らしい。その流れが6曲目に続く。

この良さが分かるのに15年ぐらいかかってしまった。
それにしても、デニス・チェンバースは有名だけど、ゲイリー・グレインジャーのベースがこんなに凄いって知らなかった。

興味深い感想がここにありました。↓
http://www.asahi-net.or.jp/~me9a-ngmt/johnscofieldbluematter.html
続くアルバム「Loud JAZZ」の感想も筆が乗っておられました↓
http://www.asahi-net.or.jp/~me9a-ngmt/johnscofieldloudjazz.html

ジョンスコとMMWの2枚組は注文したのでもうすぐ届く予定です♪
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/msmw/disco.html

記事に修正と追加あれば、後で書き込みます。
タグ:John Scofield
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2011年03月28日

Mal Waldron "The Call" マル・ウォルドロンのエレピ

東北と関東の震災が3月11日に起きて以来、何をするでもなく不安ばかり募る日々です。
テレビを見て自分が胸を痛めても、それで何かが変るわけではないという無力感。いくらかの募金をしたところで根本的な問題が解決するわけでもないでしょう。しかし、無駄に落ち込む自分に何らかの歯止めをかけないとどうにもなりません。

4月からも語学学校に通うべきか悩みましたが、お金はかかるけど続けることにしました。今度こそマシな結果を出したいと思いながら何年続けているか分からないんですけどね。そこで得た知識をどう生かすかも見えてこないけど、続けられるうちは続けようと思っています。

さて、mixiのつぶやきに書いたのと同じですが、数日前にジャズCDを売るとても小さな、でもとっても充実したお店「ミムラ」に行ってきました。ここで見つけたMal Waldronのヨーロッパ録音のCDを買いました。1971年作品です。

malwoldronthecall.jpg












若杉実さんという人がライナー・ノートを書いていて、分かりやすく的を得た解説(私の印象ではありますが)が有難かったです。
私は全く知りませんでしたが、マル・ウォルドロンはドイツのプログレ系”エンブリオ”に参加したことがあったそうです。(このアルバムに参加しているオルガンのジミー・ジャクソンも在籍していたとのこと)そのあたりの知識はないのですが、聴き始めて数秒後には、このアルバムはジャズというよりジャズロック、プログレのアルバムだと思ったので、ライナーノートの説明には「なるほど」と頷かずにはいられませんでした。

ツイッターでフォローしている井上和洋さんも紹介されています。
http://kz16-i.mo-blog.jp/infinite_sounds/2009/03/mal_waldron_the.html

オルガニストに詳しくないので、オルガンの音でまず思い出したのはドアーズのレイ・マンザレクでした。よく知らない者の意見ではありますが、ドアーズ曲の「The End」がまるでメディテーションのための音楽のようであるように、このアルバムはリスナーを生々しすぎる現実からいったん解き放してくれる気がしました。

マル・ウォルドロンの演奏はよくモールス信号みたいだという言われます。面白いし、うまい表現かもしれませんが、デリカシーは飛んでしまうことは忘れてほしくありません。
彼の代表作は「レフト・アローン」だ言われます。ジャズ名盤解説本にはマストアルバムのように書かれていますが、これでは彼の活動全体が見えなくなる気がします。リーダー作ではないけどドルフィー、ブッカー・リトルのアルバム("Live At The Five Spot"の数枚)での演奏は、とてつもなくカッコいいです。ピアニストの評価はリーダー作だけでするものではないと思います。

ヨーロッパでの彼の活動については詳しくありませんが、彼のenjaレーベルでのアルバムのCDを最近ネットで見つけたので注文しようと思っています。ずっとCDが手に入らなかったので諦めてました。スティーヴ・レイシー参加で、全体に聴きやすくはないけど、いかにもenjaらしい気概が感じられました。
http://7beatrecords.com/SHOP/LPJ0315.html
http://www.amazon.com/One-Upmanship-Mal-Waldron/dp/B00000JIKQ
タグ:Mal Waldron
posted by ring-rie at 13:49| Comment(2) | TrackBack(0) | jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月28日

スロヴァキアのblue sundownというバンドはブリティッシュ・フォーク風というか、ブリットポップ風というか。

久々の更新です。
ツイッターに休暇届みたいなのを書き込んだ後、日々の雑事を片付けるはずが、雑念から逃れられず、またぼんやりしてしまいました。

パソコン買い換えるぞと言ってからたぶん1年は経っているでしょう。いろんなページの読み込みが遅く、本当に限界が来たなあという感じがします。ニコ動は動かず、マイスペースの読み込みは日が暮れるほど時間がかかります。

さて、東欧音楽紹介の続きです。
今回の blue sundown はジャズ要素ほとんどなく、CDを通して聴いた後、このバンドならフジロックで演奏して十分拍手喝采となることだろうと思いました。
しかし当然ながら日本での知名度はゼロでしょう。

これもPavel M.さんからの直送品。しかし、今回は、英文の紹介がけっこう見つかりましたから、そこそこ世界では流通しているのかもしれません。



美しいギターの音が響き、透明感があって、素朴で、この曲は雪原の足跡ををぼんやり眺めているときのBGMにぴったりかもしれません。
私はそれほどブリティッシュ・ロックもブリット・ポップも聴かないほうで(周囲に達人がたくさんいますので)、これをブリティッシュ風と断言してよいか分かりませんが、フォーク要素強めではなく、現在普通に世界に流通するメジャーな音楽の一角にあっても不思議はないと思います。

しかし、彼らが世界ツアーを行ったという話も見当たりませんし、リスナーは東欧とロシア周辺にしかいないのかもしれません。

こんなCDをタダでもらっているから、自分には熱心に新しい音楽を聴こうという姿勢が足りなくなるのかもしれません。自分にはこのバンドがグラミー賞ノミネート並、かどうかは分かりませんが、かなりの実力派に思えます。しかし残念ながらこれについて語り合う友は日本語圏にはいません。自分もスロヴァキアのパヴェルさんが送ってくれなければ彼らのことを検索することもなかったでしょう。

ただ、難点を言うなら、ロシアのFarlandersほど、癖になる魅力は足りないということがあります。せっかく東欧出身なんだから、coldplayのような英国産バンドと似た作風にならないよう、工夫したほうがよいのではないかと思います。
正直言って、この筋のバンドは現在相当競争厳しいように思いますので、世界レベルで売れるのは大変なことでしょう。

blue sundownの"dreamlovers"は2000年ごろの作品のようです。下の動画のほうが新しい作品なのだろうと思いますが、まだ詳しくは分かりませんので、説明は保留します。
とりあえず聴いてみて頂ければ嬉しいです。


posted by ring-rie at 18:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 東欧音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする