2009年11月13日

見に行きました:「Michael Jackson THIS IS IT」

映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を見に行きました。
2週間限定上映となっていましたが、あと2週間延長になったそうです。
2度3度と見たい人がいるでしょうから、延長になって喜んでいる人は多いでしょう。

くうたれさんのブログを読んで、やはり映画館で見てこようと思いました。ちょうどレディース・デイに時間があったので見に行くことができてラッキーでした。

自分はマイケルのファンではありません。何曲か覚えているだけ。
しかし、そんな自分でもじわじわ映画に引きこまれました。これから見に行く人に予備知識は要らないと思いますが、少し感想を書きます。

とても丁寧な作りのドキュメンタリーでした。本来リハーサルの記録として後々役に立てようというものがベースになっていますが、マイケルとスタッフたちが理想のステージを実現するために骨身を削るような努力をしている姿を目の当たりにしました。

歌の素晴らしさは言うまでもないですが、マイケルはバックを務めるミュージシャンに自分の意向を伝えるとき、時に非常に慎重に言葉を選び、ミュージシャンの士気を損なわないように気をつける一方、彼らを励ましてその能力をどんどん引き出していきます。これは自分が全く知らなかった彼の姿でした。自分の感性に合わないものは許さない彼ですが、どうすれは自分の主張が相手に伝わるかをとことん考える人だと思いました。自分が特に心を打たれたのは、ステージでのチームプレイを成立させる方法を常に考えるマイケルの繊細さと寛容さです。そしてそんな彼に応えようとするスタッフも素晴らしいです。
ダンスも素晴らしい、歌もいい…それだけを楽しんでもいいと思いますが、観る人それぞれにとって興味深い映画になると思いました。

公式ページを貼っておきます。
http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
タグ:This is it
posted by ring-rie at 01:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

Scritti Polittiは80'sの商業主義に呑まれたのか、初めからペラペラに薄っぺらだったのか

タイトルは大袈裟ですが、中身は動画サイトの貼り付けばっかりです。

おとといScritti Polittiについて書いたところ、ショコポチさんからコメント頂き、返事を書こうと思っているうちに、いっそのこと気になった動画を集めてしまえ〜と思い、やっつけ仕事で貼ってみました。

まずは、見ていてガマンできなくなった動画。エイティーズ金まみれセレブの前で歌うグリーン。歌う前に上着を脱ぎ、それを係りの者が手にとってハケていくあたりの演出は細かく、隅々にまで腹立ってましたが、それでも我慢して聴いていたら、やっとベースがマーカス・ミラーではないかと気づきました。確かそうでしたよね。


Scritti Politti Boom! There She Was

上の動画のグリーン登場のシーンには「死んだらええねん」という言葉が頭に過ぎりました(ファンの皆様すみません)。
何でそう思うのか、理由の一つに、グリーンは自分がポップな歌を歌うのも一つの作戦だ、みたいなことを言ってたことがあります。細かいことはよく覚えていませんが、彼のミュージシャン活動の基本にあったのが社会批判の姿勢だと思うのです。若干踏み込みの甘さが気になりましたが、彼は音楽を通して何らかの形での社会変革を目指しているようでした。
しかしまあ、いくらPVだからといっても、ここまでやっていいのかと思うのです。発言の一貫性のなさもここまで来ると、やっぱり実はタダのアホやったのかと言いたくなりました。本気で彼を追いかけなくてよかったもんだと。

しかし彼は、音楽業界に入ってから自分が政治について語れるタイプでないことに気づいて、音楽のことだけ考えるようになったのかもしれません。好き好きはあるにせよ、彼の才能と音作りへの執着は尋常ではありませんでした。
久々に沈黙を破って放ったアルバムには、彼の音楽センスとヒップ・ホップの融合がこれ以上ないバランスで表れました。


Scritti Politti - Tinseltown To The Boogie Down
("Scritti Politti featuring Mos Def and Lee Majors.")

上記の動画では、グリーンよりモス・デフのほうが見た目もカッコいいし、ラップのほうが歌より光っている気がしますが、私はヒップ・ホップ系はよく分からないので、コメントは控えます。

しかし、彼の一番面白い音作りが楽しめるのは、アルバムが出る前のEP時代です。下記の動画は初めて聴きました。
彼のこの時代のシングルなどを集めたアルバム「Early」に入っているのだと思うのですが、まだ買っていないのでよく分かりません。


Scritti Politti - Skank Bloc Bologna

最後にいかにも初期のスクリッティ・ポリッティらしいものを。
(「何でこのバンドの写真やねん」というツッコミがショコポチさんから出るのを楽しみにしようかと思いましたが、自分が先にツッコミたくなりました。普通は4人で写っているバンドです)


scritti politti - confidence / p.a.s
posted by ring-rie at 15:49| Comment(9) | TrackBack(0) | rock musicあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

ひさびさに買った中古CD-Scritti Politti/WHITE BREAD BLACK BEER, Jefferson Airplane/SURREALISTIC PILLOW, Hamiet Bluiett Sextet/YOUNG WARRIOR, OLD WARRIOR

昨日、というかおとといは久々にScopeのメンバーの二人と断愚流ミーティングがありました。サイト引越しの件と来年2月か3月ごろ予定のライブについて話し合いました。ライブ日程については近日中に決まるかと思います。そのうち情宣活動に入ります。私も楽しみです♪

梅田某所集合の前に久々に中古CDショップに寄ると、まずジャズ棚でハミエット・ブルーイット(以前ここでブルーイエットと書いてました)の輸入盤発見。バリトン・サックス奏者として今も活躍している彼の独特のスタイルはチャールズ・ミンガスの「アット・カーネギーホール」ですっかりお気に入りでしたが、リーダー作を買うのは初めてです。
聴いてみると、やっぱり1曲目はミンガス門下らしい曲とアレンジです。アルバムタイトルのYOUNG WARRIOR, OLD WARRIORの通り、ジミー・コブ御大から若手のマーク・シムまで年齢差を超えた3管のグループでの演奏。適切な説明かどうか分かりませんが、A.ブラクストンの「イン・トラディション」の好きな人、E.ドルフィーの好きな人などにお薦めしたいです。要するに濃いです。うなり声のようなサックスのゴツゴツ岩みたいな感触とリリシズムが隣り合う不思議な世界。オールドスタイルの踏襲と逸脱の同時進行です。アマゾンの中古新品が1000円ですが、メンバーの名前が分かるのはこっち。↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/598567

次はグレース・スリックの歌う「サムバディ・トゥ・ラブ」などのヒット曲、ポール・カントナー、ヨーマ・コーコネンの美しいギター、いかにも60年らしい、ロックンロールとフォーク、ブルースの融合した世界が聴ける「シュールリアリスティック・ピロウ」。
よく考えたらちゃんと聴くのは初めてなのです。ここまで素晴らしいアルバムとは思っていませんでした。懐メロ、古いなどと思い込んでいたら大きな間違いです。ペンタングルもフェアポート・コンベンションもいいけど、ポール・カントナー、ヨーマ・コーコネンも凄かったのですね。やっと理解しました。そして自分好みの曲が満載。買ってよかった♪

最後、以前から買うつもりだったスクリッティ・ポリッティの「ホワイト・ブレッド・ブラック・ビア」です。ラッキーにもDVD付き国内盤を見つけました。
グリーンは根がオタクなのか、やりたいことが多すぎるし、流行モノを取り込みすぎる傾向があると思いますが、このアルバムは前作よりすっきりした仕上げです。ときにはシンプルに歌とギターだけでいつもの極上ポップス作品を作り、デビュー時の感性を取り戻したような作品。
彼の声は甘すぎるという意見もあるでしょうが、私はなぜかグリーンの声ならOKなのです。原因はさっぱり分かりません。
ところで、国内盤ってどうして原盤の路線を外すようなボーナス・トラックを入れることが多いのでしょう? 16曲めは不要だと思います。

正直な気持ちを言いますと、オジサンになっちゃった彼よりは80年代の彼にお会いしたいです。商業化路線の前の彼に。動画で見る当時の彼のライブの姿はあまりにチャラいので見ていられなくなりました。(と言いながらDVD付きのCD買って喜んでいるのですけど)
あれだけバカ丁寧に音作りをしているのに、それに集中できないから、やはりLPやCDのほうがいいのかも。

動画は前作のアルバムの曲を貼っておきます。
上の説明で書いたような、時代の流れを取り込んでカッコよくしすぎたわりには日本で売れなかった曲(たぶん)を貼っておきます。このアルバム、モス・デフなどの起用は確かにいいけど、昔の彼の素朴な音作りのよさが楽しみたいファンにはここまでカッコよくしてもらわなくてもいいのです。
そのアルバム、今は中古で400円ぐらいで買えるらしいです。私も持っているのに…そこそこいい作品なのに、世間は厳しいです。
全く誉めていないようなことを書きましたが、曲もアレンジも素晴らしいと思います。


グリーンの才能は底なしと思えるぐらい凄いのですが、世間全般の評価はそれほど高くないという気がします。彼は新しいファンを増やせるほどには、こまめな活動をしていないと思います。彼は天才だけど働き者ではないのでしょう。
posted by ring-rie at 03:27| Comment(2) | TrackBack(0) | rock musicあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

野獣王国(是方博邦・鳴瀬喜博・難波弘之・小森啓資)のライブ

10月22日木曜に急に野獣王国のライブに行くことになりました。会場はビルボードライブ大阪です。
野獣王国の名前は以前からよく知っていましたが、何となく聴くチャンスを逃していました。是方さんは京都のラグが本拠地なのかもしれませんが、自分は梅田周辺のライブのほうがずっと行きやすいのです。
今回は熱心なファンの視点からずれたことを書きそうなので、ライブ感想をアップするかどうか迷ったのですが、久々にプログレ‐フュージョン系のいい演奏を聴いたし、彼らのライブがまた近日中にあるようなので紹介しておきます。DVD「BRAVO!」発売記念ツアー中とのことでした。

ライブに行って気づいたのですが、今回の出演者をライブで聴くのは全く初めてでした。名前はよく知っているので、自分でも意外でした。カシオペアは随分前にライブで聴きましたが、鳴瀬善博氏の加入前でした。
ですが、ライブが始まったとたんに、以前からずっと聴いていた演奏のようにすんなり耳に入ってきました。曲の多くが変拍子てんこ盛り、時に嬉しくなるような不協和音使いのギターの音が混じり、ドラムはパワフルで繊細。キーボードの難波氏は噂どおりの貫禄の演奏でした。
貫禄といえば、ナルチョ・鳴瀬善博氏が還暦(本人は3回目の成人式と呼んでました、しつこく)を迎えるというおめでたいニュースがあり、記念ライブ企画がいろいろあるとのことでした。彼のスラップベースはベーシスト好きの人たちの間では有名なようですが、今回のライブでも絶好調でした。サービス満点というか過剰なトークというか…初めてだったのでびっくりしました。

個人的に一番気に入ったのはドラムの小森啓資。4人とも素晴らしかったけど、彼の曲が特に気に入りました。演奏は、爆音なのに聴き疲れしないし、コンビネーションプレイもソロでの音の構築も最高でした。
会場のせいにするわけではないですが、ビルボードは基本的に音響がいいから、キンキン響く音に悩まされずに済みます。それもあって、ドラムの音を楽しみました。

野獣王国や若き頃の難波さんの姿の動画はいろいろ見つかりました。今回のライブで見たような、ステージを降りてファンと交流する鳴瀬善博氏を延々追うのがありましたので、見たい方はこちらをどうぞ。

(鳴瀬善博 則竹裕之 神保彰) 

野獣王国の代表曲です。ライブのほうがよかったけど、とりあえず。

posted by ring-rie at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | live stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

ハービー・ハンコック「RIVER-the joni letters」

hancock-river.jpg




ブログやHPに書こうと思うことはいろいろあるのですが、あまり聴いていなかったCDを聴きなおしたり、動画を延々と見たりしているうちに、見ること、聴くことばかりに夢中になってしまいました。

ここ数日、一番聴いたのが、Herbie Hancockの「RIVER-the joni letters」です。その前に聴いたのが、川嶋哲郎「AIKA」でした。このサックスから、晩秋に向かう色が目に浮かぶような気がして、しっとりした音色が聴きたくなりました。これまでたいして聴いていなかったのですが、Herbie Hancockのジョニ・ミッチェル・カヴァーを中心としたCDをかけてみると、どっぷりその世界に入り込んでしまいました。

詳細については、HPのほうに書こうと思いますが、とりあえず動画をピックアップしておきます。1曲目のノラ・ジョーンズもいいけど、一番記憶に残るカヴァーはティナ・ターナーでした。


tina turner

しかし、自分がジョニ・ミッチェルと出会った頃の声を一番思い出したのは、本人の歌よりルシアナ・スーザ(「ソーザ」という表記もありました)の8曲目、'Amelia'です。

Herbie Hancock Ft Luciana Souza-Amelia

この曲はあまり知りませんでした。女性飛行家のアメリア・イアハートとジョニ自身の心情をを重ねて歌い上げ、歌に寄り添うようにウェイン・ショーターのサックスソロが続きます。よく聴けばジョニの歌い方とも違うのですが、自分の心の振幅が一番大きかったのがこの歌でした。

このアルバムは著名な賞を受けていますが、あまりそんなことは気にせず、窓越しに紅葉の進む木々を見ながら聴いています。

追記 (11月1日)
posted by ring-rie at 11:53| Comment(2) | TrackBack(0) | jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

近藤ようこ「天王寺、参る」

「借りた本を返さないヤツは許せん!」と思っている人、大事な本を人に貸したらそのまま帰ってこなかった人…はたくさんいると思います。
自分は20代ぐらいまでは特に、極めていい加減な人間だったで、借りっぱなしの本をそのまま何年も返さないということが多々ありました。

しかしついそのツケが回ってくる日が来て、職場の年下の同僚に貸したマンガの単行本を返してもらわないうちにその職場を辞め、その後引越して彼女と音信不通になりました。そのときは、読み終わったマンガだからべつにいいかと思っていたのですが、最近ふとまた読みたくなり、古本で買おうと思ったら、法外な価格がついているではありませんか!!

その単行本とは、近藤ようこの短編マンガ集「仮想恋愛」です。出版社は確か青林堂で、今後も再発売の予定はないようです。(関係ありませんが、マンガを貸した元同僚の旧姓も近藤です)
自分は過去に自分がよそ様に対してどんな迷惑をかけていたか思い知ったわけですが、そんなことは棚に上げて、「こら近藤、マンガ返せ」と叫びたくなりました。近藤(あえて呼び捨てにしよう)は私からこのようなマンガを借りるだけのことはあって、相当マニアックなマンガの好きな人物でした。彼女から借りたマンガ単行本の中にはスプラッター系少女マンガだの、かなり過激なものがありましたが、私はそれほどコアなマンガ読者ではなかったので、何を借りたか記憶はありません。あるとき近藤に、「近藤ようこのマンガ、そろそろ返して」と言ったら、近藤は「へへへ」と笑ってごまかしました。絶対読み終わっていたはずなのに! しかし自分にはそれほどマンガの単行本に執着はなかったので、しつこく「返せ」と迫ることはありませんでした。

この単行本の中で読みたかったのは、「天王寺、参る」という短編です。他にもいい作品はありましたが、それほど印象に残らないものもあったと記憶しています。しかし、「天王寺、参る」は傑出していました。演劇でも取り上げられる身毒丸とその継母が登場する話です。絵はシンプルで上手いとは言いがたいのですが、現代から中世日本にタイムスリップするような展開に不自然さがなく、構成が抜群だと思います。

そこで、このマンガが掲載された雑誌の「マンガ奇想天外」を探すことにしました。この雑誌は基本的にSFマンガ専門だったようですが、あまりSFと関係ないマンガもいろいろあります。大友克洋はSFものを書いていましたが、彼の作品としてはそれほど面白いと思いません。
さらに他のマンガ家の名前を見れば、この雑誌の充実振りが分かると思います。

このマンガ奇想天外をネット・オークションで3冊(5,6,7号)まとめて落札しました。こうして「天王寺、参る」を読み返すことができました。その作品の前に、若かりし頃の高橋留美子と近藤ようこの対談が載っていました。ご存知の人もいるでしょうが、この二人はクラスメートで親友だそうです。

雑誌を読んで、「あれ?」と思いました。その対談を読んだ記憶があるのです。

そして実家にこの雑誌があるかどうか探したら、ありました…
アホですね、自分が大昔買ったことを忘れていました。その雑誌で読んで気に入ったから、近藤ようこの単行本を買うことにしたわけです。完全に記憶から消えていました。

というわけで、すっかり変色した同じ雑誌が2冊、現在自分の手元にあります。どなたか読みませんかね??

自分はその後近藤ようこの作品を全く読んでいません。興味がなかったわけではありません。あるとき、自分が本屋に行ってマンガを立ち読みしようとしたら、ほぼ全てのマンガがビニールで密封され、読めなくなっていました。その頃からマンガから遠ざかってしまいました。

最近になって彼女の「水鏡綺譚」を買いました。絵はうまくなっていますが、動物はそれほどよく書けていると思いません。歴史ものを手がけるマンガ家で彼女より人気のある人はたくさんいるようです。
しかし彼女は、ヒューマニズムと残虐性の間を縫うような描写が非常に印象的なので、若干の凡作は混じっても読みがいのあるマンガ家です。ただし好みはかなり分かれるかもしれません。

彼女も素晴らしいマンガ家ですが、同様にすごい作品を書く作家がマンガ奇想天外に多数名を連ねています。80年代前半のマンガに70年代のアングラ的マンガの影響がかなり残っているのも興味深いので、こうした雑誌の拾い読みもなかなか楽しいです。
posted by ring-rie at 02:26| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

川嶋哲郎×吉見征樹 Duo! @明石・江井ケ嶋酒造(10月12日)

遅れているライブ・レポですが、とりあえず写真などを載せます。

川嶋哲郎×吉見征樹 Duoライブの開催されたウィスキー工場内のテイスティング・ルームはほぼ満席。この日はデジカメを持って参上しますと連絡したのに、出かける前や出かけた後にいろいろありまして、駆け込み入場となりました。3時の開演をやや過ぎた頃に階段を駆け上ると、そこに出演者二人のお顔が見えて、焦りました。

席につき、演奏に集中しようと気持ちを切り替えました。まもなく始まったのは、異国情緒溢れる、と言ったら大雑把ですが、ジャズからはかなり離れた曲でした。サックスとタブラの音が漂うように部屋に広がり、徐々に音が大きくなると、西日の差し込み始めた部屋の柔らかなクリームイェローの光に包まれながら、心地よいリズムに身体が自然に呼応していきました。

川嶋さんのサックスを生で聴くのは何回目か分かりませんが、この日のプログラムには、タブラの吉見さんとのデュオということで、インド、中近東を想起するような曲を盛り込んでいたようです。ジャズからも、日本の歌曲からも離れた、変拍子の不思議な雰囲気の曲をいろいろ聴くことができました。

吉見さんのタブラのリズムを追う楽しさは格別でした。場内をオヤジギャグの連発で沸かせながら、タブラがどういう楽器かを説明していただきました。口タブラというのか、声タブラというのか、楽器の音どおりの声で取るリズムがカッコよかったです。その声の通りにタブラの音が続くのは圧巻でした。

ジャズをやや離れた川嶋さんのサックスもよかったけれど、ソニー・ロリンズ風にずっしりとした音で吹く音も最高でした。ソロの魅力がますます冴えています。
演奏終了ごろには日も陰りはじめ、夕方の薄明かりの中で聴く演奏もまた心に染み入ります。いい音にどっぷり漬かる贅沢な時間が過ぎて行きました。

写真は休憩時間に撮った楽器。サックスは昼寝中。タブラはおしゃれな手作りカバーをかぶっていました。
IMG_0793-2sax.jpg


IMG_0788tabla.jpg



posted by ring-rie at 04:10| Comment(2) | TrackBack(0) | live stage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

本日、川嶋哲郎(sax)、吉見征樹(tabla)のライブに行って来ます

本日、何度も足を運んでいる平石いづみさん企画のライブに行きます。

川嶋哲郎(sax) x 吉見征樹(tabla)Duo 10月12日15:00〜
江井ヶ嶋酒造 White Oak Whiskey 蒸留所 (078-946-1001)にて
利き酒もできる、開演前に酒蔵の見学もできる!!

予約状況などは、企画者の10月のブログ参照 

今頃宣伝してすみません。当日朝になってしまいました。
しかし、午前中は特に天気も良さそうですし、連絡の上(予約必要)聴きに来られたらいかがでしょう? まだ少し席があるみたいです。
(主催者の連絡先は川嶋さん10月スケジュール参照→http://tetsudas.jugem.jp/

IMG_0179eigashima.jpg

前に行ったときの会場周辺の説明はここです。
http://ring-rie-okazaki.seesaa.net/article/108038451.html
posted by ring-rie at 07:48| Comment(2) | TrackBack(0) | jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

久々のHPの更新、の前の地味な作業&反省

長いことブログの更新しかしておらず、本館のB-Classyの更新を何とかしなくてはと思い、やっと作業に取りかかったのですが…
肝心のデータは、パソコンが壊れたときに消滅し、バックアップも最新のものではなく、消滅の数ヶ月前のものだったもので、まとまった時間ができるまで手がつけられませんでした。自分は外付けハードディスク内の整理が下手で、いざというときに復旧が厄介です。

とにかく、更新したいと思って、アップしているファイルをダウンロードして、リンクをあれこれを貼りなおしました。手馴れた人ならもっと簡単な方法を知っているでしょうが、自分には分かりません。あのHPを見たら分かるように、自分はフレームの知識さえないのです。
ただ、修復だけではあまりに寂しいので、トップページの絵(というか図柄)を一つ増やしました。またまた魚模様です。

ダングル通信に記事を書きながら、自分のHPには自分の一番好きなものをアップしようという思いはあったのですが、現実には場当たり的な記事を書いて両方に出すだけになり、最近はブログの更新ばかりになってしまいました。
自分にはこのブログなどを通しての交遊が一番の励みですから、どうしてもそちらに夢中になってしまいます。しかし、ブログでそのときの気分で書いた自分のつまらん冗談などは数ヵ月後見るとゲンナリするので、やはりそういうものを除いてHPに残したい場合があります。

material080723-2-9newfishfish.jpg今の自分のHP作成技能の低さをカバーする方法をなんとか見つけて、この状況から抜け出したいです。
とりあえず自分のHPの復旧作業はほぼ終わりました。以前から自分が紹介したいと思っている70年代のジャズCDについて、また地道に取り組みたいと思っています。

「ぼくたちは 守れない 約束ばかりして」という歌の文句が心に染みます。耳が痛いです。あ、ちょっと歌詞が違ったかも。

このブログで後日CDジャケを貼ると言って放置することが多々ありますが、西山瞳さんのジャケ写真をやっとアップしましたので、ここにお知らせします。↓
http://ring-rie-okazaki.seesaa.net/archives/20090701-1.html
posted by ring-rie at 01:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

何だかよく分からないままにやって来た、CATVデジタルSTB(セットトップボックス

詳しいことは分からないままに、とにかく「デジタル化です」と言われたら、「そうなのか、デジタル化なのか。」と言われるままに動くしか選択肢がないらしい。いや、そんなはずはないと思うのだけど、不勉強なので、ケーブルテレビの営業担当者に言い返す言葉が浮かばない。以前なら、納得するまで延々と訊いたと思うのだけど、ついつい面倒になって、工事の日時を決めた。、
ケーブルテレビの担当者からやたら長い説明をされた後、「工事はテレビチューナーの交換です」というので、ただの交換かと思ったら、けっこう調整に時間がかかった。

以前はチューナーという名前だったもの(詳しくは知らないが)がSTBという電化製品になったらしい。メーカーはパナソニック。うちは一番安いコースだからBSデジタル放送の一部が今までより多く見られるようになるものの、大した変化はない。これまでSTBというものについて聞いたこともなかった。以前と同じくケーブルテレビの会社からレンタルされる。これまでのテレビリモコンではなく、STBについているリモコンを使うことになる。

使用方法の説明を受けたときは分からなかったが、自分で操作すると番組表が恐ろしく使いづらい。視聴できないチャンネルが多すぎるので、なかなか目的まで達しない。ブツブツ言っていたら、家族の者がちゃっちゃとお気に入り登録を済ませ(パスワードを適当に入力するらしい)、ぐんと使いやすくなった。

しかし、あまり画像がきれいだと思えない。デジタル画像なんだから、何とかなりそうなものなのに、STBを介しない画像のほうが鮮明なのだ。その後、テレビにHDMI端子があるなら、それで接続可能するほうが鮮明な画像が見られるらしいという情報があったので、ケーブルテレビの会社に訊くことにした。質問の答に至るまでに相当時間がかかった。

例によって、係員が接続に出向く場合は別途費用が必要ですなどということをマニュアル読み上げ口調で言われたので、正直言ってイライラした。客がよく分からないうちに、とにかく工事を急げって雰囲気の中で日取りを決めて工事をした直後に、こんな話を聞いて楽しいはずがない。さらに、どう見ても素人ができる作業である。こちらの欲しい情報は、接続後、何らかの調整が必要かどうかということ。

時間はかかったが、この担当者はけっこう親切な人で、「自分で実際にHDMI端子の接続をやってみて確認します」と言って電話口の向こうで作業をしたらしい(もちろん見てないけど)。そして彼の意見では「心もち、きれい、ですかね、自分の意見では」とのこと。そうそう、マニュアル読み上げではなく、アナタの意見が聞きたかったのよ、と思った私は急に愛想よくなり、ありがとうございましたと言って受話器を置いた(私も単純だ)。ようするに、もう少し画質を向上させたければ、ケーブルの購入をしてみればいいということらしい。接続するだけでいいらしい。

画質については、テレビとの相性もあるらしい。詳しくは分からない。しかし、分からないなりに自分の考えをまとめないと、何だか騙されたような気分になってしまう。電化製品の使い方も、デジタル化の話もさっぱりワケが分からないが、少し我慢して頭を使わないと損をするようようだ。近々HDレコーダーも買い換える必要があるらしいから。

NHK衛星受信料は、ケーブルテレビ会社の押しに負けて払うことにした。もっとゴネてもいいかと思うけど、正直言って疲れた。かつて玄関先でNHKの担当者が最後に言った言葉は、「NHKは皆様の善意で成り立っております」だった。マンションが加入しているケーブルテレビに、どうしても映ってしまう衛星放送の受信料を払いたくないと主張した自分には、NHKの言う「善意」がないらしい(おかしいよ、ほんと)。今もそんな善意は持ち合わせていないけど、戦い疲れたので払うことにした。ケーブルテレビでの団体加入で衛星受信料が安くなるというのだけど、何だかあやしいと思う。裏がないわけないだろうと思う。なので、受信料をめぐって戦いたい方は、是非頑張ってください。
ハイビジョン放送を見て、いかにもNHKらしい寒〜い脚色にゲンナリしたので、歳を取ってますます暇になればNHK向けのクレーマーになろうかと思った。今は残念ながらその余裕がない。
タグ:HDMI
posted by ring-rie at 16:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする